KDDIは1月13日、「auでんき」の発表会を1月19日に開催すると予告した。家庭向け電力サービスの詳細や価格、au携帯電話とのセット割の内容も明らかになる見込みだ。
同社は2015年10月、2016年4月の電力小売全面自由化に合わせて電力小売事業への参入を表明。沖縄や一部離島を除く全国で主にauユーザー向けに電力サービスを提供すると発表した。
全国約2500店舗のauショップなどを活用したカスタマーサポート体制を構築し、通信料金とのまとめて支払いや割引きだけでなく、スマートフォンを活用したサービスなども予定している。
発表会にはKDDI 執行役員専務の石川雄三氏が出席。またゲストとして、auの三太郎CMで鬼ちゃんを演じる菅田将暉さんも出演する。
携帯キャリアの電力小売については、ソフトバンクが1月12日に「ソフトバンクでんき」の詳細を発表。3人家族なら携帯電話料金と電気代が年8000円以上安くなるという料金を打ち出した。
NTTドコモは中部電力と組み、dカードで電気料金を支払うとポイント料率をアップさせる取り組みを進めている。大阪ガスと売電事業で提携するという一部報道もあり、直接参入ではなく他の事業者と連携する方針のようだ。
また関西電力の子会社でMVNOの「mineo」を展開するケイ・オプティコムは、通信サービスとのセット割が利用できる「eo電力」を4月から開始する。
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