AndroidベースのオープンOSを手掛ける米Cyanogenは2月22日(現地時間)、スペイン・バルセロナで開催のMobile World Congress(MWC) 2016において、AndroidアプリをCyanogen OSで利用できるようにするためのモバイルプラットフォーム「MOD」を発表した。
Androidアプリ開発者は、MODによってアプリをCyanogen OS向けアプリ(mods)としてユーザーに提供できるようになる。ユーザーはCyanogen端末にmodsをインストールできる。
既に、米MicrosoftのSkype、Cortana、OneNote、Hyperlapseのmodsがある。CyanogenとMicrosoftは2015年4月、Microsoftの主要なモバイルアプリおよびサービスを「Cyanogen OS」で使えるようにすると発表している。
MODはAndroid 6.0 Marshmallowベースの次期OS「Cyanogen OS 13」の来月のリリースに合わせて利用可能になる見込みだ。
なお、まぎらわしいがMODは「CyanogenMod」とは無関係だ。
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