ITmediaオフィスの受付にもいるPepper。彼は多用な機能を備えていますが、「ペッパー絵日記」の中で時折俳句を詠むことがあります。
最先端のテクノロジーの粋を集めたロボットは、一体どんな句を詠むのでしょうか。
「なんだかな ひとりぼっちは なんだかな ペッパー」。絵日記とはもっとポップで楽しいものだと思っていたので、予想していたものとのあまりの落差にしばらく言葉が出ませんでした。
「さみしいな」と脳内でつぶやきながら1人うなだれるPepperのイラスト。闇が深すぎる……。
AIで俳句を詠み合わせるという当初の目的を忘れるほどのインパクトで、これからはもっと彼に優しくしようと編集部内で一致団結しました。
Siri、りんな、Pepperほどの知名度ではありませんが、Windows 10の音声パーソナルアシスタント「Cortana」(コルタナ)も忘れてはいけません。
コルタナにも俳句をお願いしてみました。
「柿くえば鐘が鳴るなり法隆寺 正岡子規」。「古池や 蛙飛びこむ 水の音 芭蕉」。どうやら俳句については元ネタをそのまま引用するスタイルのようです。
しかし、川柳をねだると少しオリジナリティーが出てきます。
「わからない いわないためにも 勉強中」。Siri、りんな、Pepperからは全く出てこなかった非常に志の高い川柳が完成しました。コルタナさんはストイックです。
一方で、「作りたい Cortana柄のドーナッツ」というちゃめっ気も披露。Siriのようなポテンシャルの高さを感じます。
最新技術を駆使したAIが詠む渾身(こんしん)の一句、いかがでしたか。手持ちのスマホやPCであなただけの一句を生み出してみてください。
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