KDDIと沖縄セルラー電話は5月10日、ソニーモバイルコミュニケーションズ製Androidスマートフォン「Xperia X Performance SOV33」を6月中旬以降に発売することを発表した。
SOV33は、Mobile World Congress 2016で発表された「Xperia X Performance」のau向けモデル。基本仕様はグローバルモデルと同一で、IPX5/8等級の防水性能とIP6X等級の防じん性能を備える。
SOV33は3波キャリアグリゲーション(3CA)に対応し、対応エリアにおいて下り最大370Mbps(理論値)の高速通信が可能。370Mbps対応エリアは、渋谷駅(東京都渋谷区)の周辺エリアを皮切りに、梅田駅(大阪市北区)周辺、名古屋駅(名古屋市中村区)周辺、山手線の主要駅周辺などに拡大予定だ。
プロセッサはQualcomm製の「Snapdragon 820」(CPU部はQualcommオリジナル2.2GHz 2コア+1.6GHz 2コア構成)を採用する。メインメモリは3GB、内蔵ストレージは32GBで、外部ストレージは最大200GBのmicroSDXCに対応する。ディスプレイは5型のフルHD(1080×1920ピクセル)液晶を搭載する。
バッテリー容量は2570mAhで、「Quick Charge 2.0」による超急速充電が可能だ。米Qnovoの「Adaptive Charging」技術を採用することで、バッテリーの長寿命化を図っている。
アウトカメラは、Xperia Z5シリーズと同じ約2300万画素の「Exmor RS for Mobile」を採用。ソニーの一眼カメラ「α」の技術を応用し、動体への追従性を高めた「先読みオートフォーカス(AF)」に対応している。また、本体のカメラキーを押して最短で0.6秒未満で撮影できる「高速起動・高速撮影」も新たに搭載した。なお、Xperia Z5シリーズまでサポートしていた「4K動画撮影」には対応しない。
インカメラは、約1300画素のExmor RS for Mobileを採用し、新たにAFに対応した。広角22ミリレンズを採用することで、グループでの自撮りもきれいに撮影できるという。
ボディーカラーはホワイト、グラファイトブラック、ライムゴールド、ローズゴールドの4色展開。背面は、Xperiaとしては初めてのメタル(金属)素材を採用し、ホワイトとグラファイトブラックの2色には「ヘアライン加工」、ライムゴールドとローズゴールドの2色には「サンドブラスト加工」を施している。ディスプレイ面のカラーは、全色ともにボディー・フレームと同色となっている。
背面のロゴ類は、中央部に「Xperia」ロゴ、下部に「au」ロゴと型番(SOV33)が印字される。
日本独自仕様として、おサイフケータイ(モバイルFeliCa)とフルセグ・ワンセグ(地デジ)受信にも対応する。
auの公式アクセサリーブランド「au +1 Collection」では、Xperia X Performance用の「フルウィンドウ付きスタイルカバー SCR56」をラインアップに加える。発売は本体と同時を予定しており、auショップやau Online Shopで取り扱う。
フルウィンドウ付きスタイルカバーは、従来のXperiaのスタイルカバーと異なり、画面部が透明で、閉じたまま画面操作できることが特徴だ。
機種名 | Xperia X Performance SOV33 |
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メーカー | ソニーモバイルコミュニケーションズ |
OS | Android 6.0 |
プロセッサ | Qualcomm Snapdragon 820/2.2GHz 2コア+1.6GHz 2コア |
メインメモリ | 3GB |
内蔵ストレージ | 32GB |
外部メモリ | microSDXC(最大200GB) |
ディスプレイ | 約5型 フルHD トリルミナス ディスプレイ for Mobile |
解像度 | 1080×1920ピクセル |
連続通話時間 | 約1330分(VoLTE) |
連続待受時間 | 約490時間(4G LTE/WiMAX 2+) |
バッテリー容量 | 2570mAh |
アウトカメラ | 有効約2300万画素裏面照射型CMOS(ハイブリッドAF、先読みAF対応) |
インカメラ | 有効約1300万画素裏面照射型CMOS(AF対応) |
ボディーカラー | ホワイト、グラファイトブラック、ライムゴールド、ローズゴールド |
サイズ | 約71(幅)×144(高さ)×8.6(奥行き)ミリ |
重量 | 約165グラム |
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