【変わりダネ篇】MVNOってどこがいいの?注目して欲しい事業者の特徴ITライフch

» 2016年05月20日 06時00分 公開
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 MVNOと言っても、もはや何十社とあってどこを選べばいいのかさっぱりという人も多いのではないでしょうか。そんな中で、今回は変わりダネのMVNOを取り上げて解説します。

 MVNO、いわゆる格安SIMは、それこそ何十社という数に近く、今やどこを選べばいいのか分からない、という人も増えているようです。そんな中で、ただ安いだけじゃない、そんな特徴的なMVNOをピックアップしてみます。今回は、「とにかく特徴的・変わりダネ」なMVNO篇。

■so-net

 各種プロバイダがMVNOに参入し、大体同じような月間データ量制のプランと音声やその他の便利機能でしのぎを削る中、異色のプランを打ち出したのが、So-netです。その名も「0(ゼロ)SIM」。名前のとおり、基本料金が完全に0円というプランです。基本料無料と言っても、ちょっと使うとすぐに高額になるんでしょ?なんて思うかもしれません。ところがこの0SIM、一ヶ月500MBまで無料で使えてしまいます。

 さらに、そこから先は100円/100MBと、普通のキャリアのデータ追加とさほど変わらないレートでの課金となっているうえ、上限は1600円。そこからはいくら使っても1600円ポッキリですから(ただし5GBを超えると速度制限が適用されます)、「しまった使いすぎた」と後悔することがまずありません。少なくとも、大手キャリアのプランを使うよりは必ず安く済むわけですから。

 それでいて基本料は0円ですから、解約したスマホにとりあえず挿しておいて、非常用に待機しておく、なんて使い方がまさにぴったり。当然ながら、そんなSIMを、500MB以内に抑えて上手く無料で使い続けることも可能。一定以上の通信量でモバイルデータの使用を制限してくれる設定やアプリもありますから、上手く使えばずっと無料でスマホを持てるかもしれません。

■FREETEL

 FREETELは、比較的新しいMVNOで、参入してからネット上などでちょっとした話題になっているところです。というのも、その特徴的な端末。最初にみんなを驚かせたのが、超小型のSIMフリーガラケー、「SImple」。とにかく小さく、なおかつ、それまで国内メーカとしてはほぼ皆無に近かった「SIMフリーのガラケー」ということで話題を呼びました。

 また最近では、Windows 10 Phoneである「KATANA」シリーズが話題。Windows 10 Phoneとして国内でももっとも早く提供された端末の一つであり、なおかつその提供価格が1万円台前半と破格。こちらもネット上で大きな話題になっています。もちろん、本流のAndroidスマホについても、KIWAMI、MIYABI、Prioriなどの充実したラインアップが、とにかく安い。かといって安かろう悪かろうでは無くスペックも機能も十分に備えています。

 このように、FREETELは、どちらかというと「端末プロバイダ」としての色が濃く、すでに独自端末で海外に打って出る戦略も動き始めているようです。と言って、MVNOサービスが平凡かというと、そんなこともありません。

 特に「for iPhone」と銘打たれたシリーズは、なんと、AppStoreにアクセスしたときのデータを課金しない(データ量としてカウントしない)というサービス。安く済ませたいんだけどアプリのダウンロードでどうしてもデータ量が増えて……というiPhoneユーザにはなんともうれしいサービスとなっています。Android/Windowsは独自端末で攻め、iPhoneも特徴的なプランでサポート、まさに死角のない、今一番ホットなMVNOと言えます。

■mineo

 まずmineoのプランを見てみると、一定のデータ量まで月額いくら、というありがちなプラン、その価格も、よくある水準で、それと言って変わったところのなさそうなMVNO。ところが、このmineoが登場したときはMVNO界が騒然としました。何しろ、「auのLTE網が使える」というサービスだったからです。

 ほとんどのMVNOは、ドコモ網を利用しています。というのは、ドコモ網はMVNO向けに古くから活用されていてノウハウが多く、また、MVNO支援サービスも充実していたからです。ということは、エリアの広さやエリア内の品質は当然ドコモのネットワークに準ずることになります。端末もドコモ網対応となると似たり寄ったりになりがち。この点で、MVNO同士は違いを出せなかったんです。

 こんな中、mineoは最初からau網を利用するとしてサービスをリリース。このときの衝撃は大きく、何しろ、使い道が無くて安い価格で取引されていたau中古端末の相場が急騰したと言われているほどです。もともとLTEについては、auがエリアの広さで一歩進んでいました。田舎だと、ドコモは3Gに落ちてしまう所でもauはLTEを使えたりする、ということもあったようです。そのため、ドコモMVNOだと遅い3GになってしまうけれどauならLTEエリア内、というような人にはすごくありがたいサービスだったようです。

 その後、mineoはドコモ網プランも追加、しかも、auプランとドコモプランの間で切り替え&データ量引継ぎ(シェア)にまで対応します。ドコモ網が強いエリアに住んでいる家族とau網が強いエリアに住んでいる家族でデータをシェアする、なんていう夢のようなことができるようになったわけです。 ネットワークの根っこのところに注目し、そこにこだわるmineo、エリアや品質にこだわりのある人は、要チェックです。

【王道篇】MVNOってどこがいいの?注目して欲しい事業者の特徴

この記事の執筆者

モバプリ

モバプリ

街中で基地局を探したり、SIMを頻繁に入れ替えるため、不審者扱いされる悲しいエピソード多数。


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