ハイスピードIGZO+2260万画素カメラを搭載――「AQUOS SERIE SHV34」【写真追加】

» 2016年05月31日 12時00分 公開
[田中聡ITmedia]

 KDDIのシャープ製スマートフォン「AQUOS SERIE SHV34」は、ディスプレイやカメラにこだわったハイエンド機だ。2016年6月中旬以降の発売を予定している。価格は一括が8万4240円で、毎月割が月1800円適用され、これの24回分を引いた実質価格は4万1040円となる(価格はいずれも税込)。

 本体のデザインはドコモの「AQUOS ZETA SH-04H」とソフトバンクの「AQUOS Xx3」と共通しており、全体的に丸みを帯びたボディーに、端がラウンドしている2.5Dガラスとメタルフレームを装備した。カラーはホワイト、ネイビー、コーラルピンクの3色。

AQUOS SERIE SHV34 「AQUOS SERIE SHV34」のホワイト
AQUOS SERIE SHV34 ネイビー
AQUOS SERIE SHV34 コーラルピンク

 約5.3型のフルHD(1080×1920ピクセル)液晶には、シャープのスマホではおなじみの「IGZO」を採用。1秒間に最大120コマを描写する「ハイスピードIGZO」により、滑らかなスクロールが可能。さらに、120fps未満の動画も、フレームを補完することで滑らかに再生できるようになった(ストリーミングは非対応)。緑、赤、青の再現性を向上させるバックライトとカラーフィルターの「S-PureLED」が進化し、画像処理を施すことで、より精細な表現が可能になった。

 プロセッサは、Qualcommのハイエンド製品である「Snapdragon 820(MSM8996)」を搭載。シャープ独自のチューニングにより、発熱や消費電力を抑えながら、従来機種と比べて約2倍のパフォーマンスを実現するという。厚さは7.6ミリに抑えながら、バッテリーは3000mAhと大容量のものを搭載。さらに、動作や機能を一部制限することでバッテリーを長持ちさせる「長エネスイッチ」も新たに用意し、バッテリー残量20%から1日持たせることもできる。

 アウトカメラは有効約2260万画素にアップ。解像感が高い写真や自然な発色の写真を手軽に撮影できるよう、リコー「GRシリーズ」開発メンバーによる画質認証プログラム「GR certified」も取得している。自動でシーン認識して切り替わる「夜景シーン認識」、自動で花火撮影に最適な設定に切り替わる「花火モード」も新たに搭載した。

 1秒間に120枚または240枚の再生が可能な「ハイスピード録画」や、その映像をフレーム補間技術によって最大2400fpsで再生する「スーパースロー映像」も楽しめる。連続撮影した写真を高速再生する「タイムラプス」も、120fps(1秒間に120枚)の滑らかな再生に対応した。

 AQUOS ZETA SH-04HとAQUOS Xx3が採用している指紋センサーは搭載していない代わりに、インカメラで目をスキャンしてロックを解除できる「見るだけ解除」を利用できる。

AQUOS SERIE SHV34
AQUOS SERIE SHV34
AQUOS SERIE SHV34AQUOS SERIE SHV34
AQUOS SERIE SHV34AQUOS SERIE SHV34
AQUOS SERIE SHV34AQUOS SERIE SHV34
AQUOS SERIE SHV34AQUOS SERIE SHV34
「AQUOS SERIE SHV34」の主な仕様
機種名 AQUOS SERIE SHV34
メーカー シャープ
OS Android 6.0
プロセッサ Qualcomm Snapdragon 820 MSM8996/2.2GHz 2コア+1.6GHz 2コア
メインメモリ 3GB
ストレージ 32GB
外部メモリ microSDXC(最大200GB)
ディスプレイ 約5.3型フルHD TFT液晶
解像度 1080×1920ピクセル
連続通話時間 約1590分(VoLTE)
連続待受時間 約500時間(LTE/WiMAX 2+)
バッテリー容量 3000mAh
アウトカメラ 有効約2260万画素CMOS
インカメラ 有効約500万画素CMOS
ボディーカラー ホワイト、ネイビー、コーラルピンク
サイズ 約73(幅)×149(高さ)×7.6(奥行き)ミリ
重量 約153グラム

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年03月29日 更新
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2024年