スマホで最もよく撮られる被写体は人物である。たぶん。私の場合は猫だけど。料理という人もいるだろうけど。一般的に人ってことでいいかと思う。
そこでポートレートを。薄曇り中心の空模様でいまひとつぱっとしないのは残念ではあったけど、そこはしょうがない。
特にすげーって写りでもないけど、どれも自然に撮れている。ただ、7系の方が血色がいい感じ。もうちょっと顔が明るく撮れてもよかったかな。
さて、今までiPhoneを使っていて気になってたのは逆光時。
背景の方が明るいと、光が当たっていない顔は暗く写る。当たり前といえば当たり前なのだが、昨今、多くのデジカメやスマホでは、顔を検出したら背景を白飛びさせてでも顔の明るさや色を最優先にする処理が主流になっている。
iPhoneはそういう処理を特にしていないようで、逆光だと素直に顔が暗く写っていたのだ。そこは7になって改善されたか、わざとiPhoneが苦手なシーンで撮り比べてみた。
6sだと顔がかなり暗く写っているのに対し、7系ではちょっと改善されている。肌色もしっかり出ている。ここは進化した点だ。ただ、個人的にはもっと顔に露出を合わせて明るくしちゃってもいいと思う。どうでしょう。
昨今、自撮り用のインカメラ(FaceTimeカメラ)も大事である、ということでここも新しくなった。
6s系の500万画素から、7系は700万画素へ。6系とSEは120万画素だったのだから、ここ2年で急激に画素数が増えたのが分かる。
これに関してもアウトカメラと同様の傾向で、7系の方がちょっと顔色がよく出ると思っていい。
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