オンライン決済の米PayPalは11月10日(現地時間)、iOS版「PayPal」をバージョン6.7.0にアップデートし、Siriに対応させたと発表した。日本語を含む30カ国語で使える。
iOS 10搭載のiPhoneおよびiPadで、「Hey Siri、PayPalで鈴木さんに1000円請求してください」「PayPalで山田書店に1200円支払って」などと命令することでPayPalでの決済が実行できる。
これは、AppleがWWDC 2016で発表したSiriとサードパーティーアプリとの連係のためのツール「SiriKit」を採用して実現したもの。SiriKitでは決済アプリの他、メッセージ、写真、フィットネス、CarPlayなどのアプリのSiriとの連係を可能にする。
PayPalはホリデーシーズンを前に、12月だけでも1700万件のP2P決済が実行されると予測している。
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