続いて、ノミネート10機種の中から配点をしてもらう。1人あたり25点を持ち点として、1位の機種には10点、2位以下の機種には1機種9点を上限として残りの15点を自由に配分してもらう。山根氏の配点は以下の通り。
山根氏 「P9はコスパじゃなくて、Huaweiが二皮も三皮もむけたことが大きい。2015年までは製品の良さがうまく伝わっていませんでしたが、P9で名実ともに一流メーカーの仲間入りを果たしました。
Galaxy S7 edgeはSamsungが手を抜かずきっちり仕上げたので、売れて当然。
Moto Zは薄さとMoto Modsをアグレッシブに出してきたことを評価しました。王道のMoto G4 Plusは出しましたけど、普通の人が買いそうにないものを、あえて日本に出してきました。値段も高いですが(税別8万5800円)、Motorolaの世界をきっちり持ってきた。『スマートフォンはまだ楽しい』ということを、あらためて感じさせてくれました。
ロボホンは久々に、日本メーカーの自由な発想が見られたデバイスで、海外の展示会でも人気がありました。価格や機能以外の面で、こんなことができるメーカーがあったのだと、あらためて感心させられました。
iPhone 7 Plusは、Suicaを載せたのは良かったですね。日本は世界で一番モバイルペイメントが進んでいます。日本のローカルな機能を載せたことを評価しました。
ちなみにGalaxy Note7がもし日本で発売されて、スマートフォン・オブ・ザ・イヤーにノミネートされていたら、10点をあげました。本当に残念です……」
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