子どもに安心・安全を 保護者視点で検証する「TONEモバイル」:SIM通

» 2017年01月31日 06時00分 公開
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 いまや群雄割拠ともいえる格安SIM業界。そのなかで、TSUTAYAのスマホ「TONE」を販売する「TONEモバイル」は独自の存在感を放っています。TSUTAYAを展開するCCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)と提携した独自の販路、基本料金に050のIP電話もついて月額1,080円のプラン、さらには独自カスタマイズをほどこした端末もセットで提供。そんな個性的なTONEの最大の売りは「子どもから大人まで安心して使える」さまざまな機能です。最新端末「TONE m15」を子どもと一緒に使用してみた感想をお伝えします。

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TONE m15ってどんな機種?

 TONE m15は2015年11月に発売されたスマートフォンで、「格安スマホ」ど真ん中の32,184円(税込み)に設定されています。

TONE m15

 今回使用した「TONE m15」の主なスペックは以下のとおりです。

TONE m15の主要スペック
サイズ 高さ:147.9mm 幅:74.5mm 厚さ:8.6mm
重量 165g
ディスプレイ 5.5インチ(1280×720mm)
搭載OS Android 5.1
CPU MediaTek MT6735 (64bit 1.3GHz クアッドコア)
メモリ RAM2GB 内蔵ストレージ16GB (microSD最大32GB)
カメラ アウトカメラ 1300万画素 インカメラ 500万円
Antutuベンチマークの結果

 Antutuベンチマークの結果は「32297」点でした。

フルオートで撮影したお雑煮

 こちらは、カメラのフルオートでサクッと撮影してみたお雑煮です。5.5インチの大型ディスプレイで解像度がHDのため、端末で見た時には粗いように思えましたが、PCで見ると「けっこうがんばっているな」とよい印象を受けました。高速通信LTE対応ですが、速度はTONEモバイル側で絞られており、500kbps〜600kbpsにとどまっています。

細かい管理ができるTONEファミリー

 TONE m15はスペック「だけ」で考えると、わりと普通のスマートフォンですが、独自に実装されたさまざまな機能は圧巻です。

動画が取得できませんでした

 たとえば、保護者が子どもの使い方を管理することができる「TONEファミリー」では、子どものスマートフォンを細かく利用制限することができます。

子どもがm15でアプリを取り込むには保護者の承認が必要

 子どもがm15でアプリを取り込んで使うためには、保護者など、管理側の承認が必要です。

許可が出るまではアプリを起動できない

 許可が出るまではアプリを起動させることができません。

利用時間の設定もできる

 アプリは使用許可とともに利用時間の設定もでき、使いすぎも防止できます。そのほかにも現在位置の確認や、ブラウザのフィルタリングなどの機能も備えており、「キッズスマホ」あるいは「見守りスマホ」として十分なスペックとなっています。

小学1年生の息子にm15を使わせてみた

小学1年生の息子のTONE m15にはバンカーリングを装着

 TONE m15を小学1年生の息子に使わせてみました。本体は意外と大きめなので、落とさないようにバンカーリングを装着。管理端末と区別するために付箋を貼っています。

夢中で画面を見つめる息子

 冬休み、家族で出かけた時に使ってみた時の様子です。夢中で画面を見ています。

 息子が気に入ったのは、TONEファミリーの「ノック機能」。アプリを立ち上げ、画面をタップすると相手の端末へノックが届きます。このノック機能は操作が楽なうえに、「家に帰ったら5回ノックね」「ピンチの時は10回ノックして!」とあらかじめルールを決めれば暗号になることです。小学1年生にスマホはいくら何でも早すぎるように思いますが、ノック機能だけは使わせたいと強く感じました。

 こうしたアイデア機能を使いこなせば、もっといろいろなことができそうです。

TONE以外の広がりにも期待!

 昨年、琉球新報主催の「スマホおきなわルールづくりシンポジウム」に登壇し、現状報告を行いました。

「スマホおきなわルールづくりシンポジウム」の会場

 このシンポジウムでも子どものスマホ中毒が議論され、使用時間の制限などにも話題が及びました。家庭でルールを作っても、親の目を盗んで子どもがスマホを使ってしまったり、なしくずし的にルールがなくなってしまっりしたというケースもあるようです。子どもにスマホを持たせることの難しさを思い知らされます。

 しかし、TONEのファミリー機能であればシステム側でシビアに管理することができるので、ルールを徹底させることができるでしょう。なお保護者がTONE以外の端末を持っていても、月額216円(税込み)でTONEファミリーの機能を使うことができますので、子どもだけはTONEを持たせて管理することも可能です。

 スマートフォンやアプリケーションは便利な反面、犯罪に巻き込まれるなどのリスクもありますし、子どものスマホ依存なども問題になっています。そうした意味では、保護者と子どもが安心して使えるスマホについては、ほかのメーカーにももっと積極的に取り組んでほしいところです。

 サービスそのものは素晴らしさに比して、一般的な知名度や販路の数などではまだまだ広がる余地のあるTONEモバイル。今後に期待したいと思います。

(文:モバイルプリンス)

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