SIMフリースマホが故障した! 注意点は?

» 2017年03月04日 06時00分 公開
[小林誠,ITmedia]

 短期集中連載で、AndroidのSIMロックフリースマホが故障したときの対処法を解説している本コーナー。最終回では、故障時に注意すべきことをまとめる。

故障 スマホは画面が露出しているので、特に表面のガラスが割れることが多い

 大手キャリアではショップに端末を持ち込んで修理を依頼すれば、修理中は代替機を貸してもらえるので、「端末が壊れて使えない」期間を最小限に抑えられる。一方、メーカーやMVNOが販売するSIMロックフリースマホは、ショップでの修理を行っているところが少なく、宅配でのやり取りが主流。となると、交換品や代替機が到着するまでにスマホが使えない期間が生じてしまう。こうした不便さがあることは理解しておきたい。

 端末は修理時に初期化され、ユーザーに初期化を求める場合もあるので、データは事前にバックアップしておこう。最近はSIMロックフリー端末でもFeliCa対応機が増えつつあるが、おサイフケータイのデータが初期化されることにも注意したい。

バックアップ Androidでは、「設定」→「バックアップとリセット」→「データのバックアップ」から各種設定やアプリなどをバックアップできる。「JSバックアップ」などのアプリを使うのも有効だ

 端末だけを直接いきなり送らないことも重要。コールセンター等に連絡もせず、いきなり修理センターなどへ故障端末だけを送ることは避けよう。確認に時間がかかり、修理期間が長引くだけだからだ。面倒かもしれないが、まずはコールセンターなどに連絡し、必要な手順に従ってほしい。同意書が必要な場合もある。また付属品(SIMカード、SDカード)は一緒に入れず、SIMカードは忘れずに外しておこう。

 見積もりの連絡が来てからは、なるべく早く連絡しよう。忘れていると修理されずに送り返される場合がある。あるメーカーは見積もりの連絡から14日が経過すると、返却するとのこと。

 中古端末はサポートの対象外となる場合がある。国内メーカーのシャープと富士通は中古端末の修理も行っているとのことだが、海外メーカーの場合は、端末や購入方法により対応が異なるようだ。日本国内の正規販売代理店で購入した製品のみ保証・サポートするメーカーもある。そのため保証書など購入履歴(購入日、販売店名)が分かるものが必要になる場合があるので注意したい。

 海外で購入したスマホ、並行輸入品のスマホもサポートの対象外になる場合がある。特に技適を受けていないスマホは、法的に問題もあるので日本国内でサポートは受けられないと思った方がいいだろう。

バックアップ 海外メーカーで技適を取得していない端末はサポートの対象外となる可能性がある。写真は海外版の「HUAWEI P9」

 ドコモなどのキャリアが提供するスマホならば、故障してもショップという分かりやすい持ち込み先があり、スタッフと対面して丁寧な対応が期待できるため、購入時に故障時のことを考える必要はさほどない。

 だが、SIMロックフリーのスマホはサポートがそこまで手厚くなく、リスクがそれなりにある。既にSIMロックフリーのスマホを持っている人も、これから購入する人も、故障時にどうすればいいのか、これを機会に確認してもらえれば幸いだ。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月26日 更新
  1. ダイソーで1100円の「USB Type-C to HDMIケーブル」でスマホの画面をテレビに映すとどうなる? 対応機種なら試してみる価値あり (2026年10月24日)
  2. 「Androidのマイナンバーカード」がスタートするもフル機能対応機種が少ない件 ポイントは「StrongBox」という仕組み (2026年10月24日)
  3. 「iPhone Duo」はLINEもポケモンGOも“黒い”余白だらけ? 日本の定番アプリは未対応が多く (2026年10月23日)
  4. 「Galaxy Z Fold8」「iPhone Duo」を“メイン端末”として使う上での課題 縦型コンテンツの最適化をどう進める? (2026年10月26日)
  5. 進化した「Siri AI」で感じた、iPhoneの操作を一変させる実力 「AI出遅れ」の汚名返上なるか (2026年10月24日)
  6. きょう発売の「iPhone Duo」、Apple 表参道でゲットしてきた 早速開封レポート (2026年10月23日)
  7. iPhone Duoを使って痛感した「Face ID」のありがたさ 充電スタンドに置いたまま通知が見られない不便さに苦しむ (2026年10月24日)
  8. KDDI、子会社モビコムのモンゴルでの火災について事実関係を公表 「法令違反行為を行っていない」 (2026年10月24日)
  9. デジタル庁が「Androidのマイナンバーカード」対応機種を公表 属性証明機能を使える機種は限定的 (2026年10月19日)
  10. ダイソーで330円の「人感・明暗センサーLEDバーライト(Type-C)」が意外と便利 1人暮らしの帰宅時や非常灯に便利  (2026年07月18日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー