米Googleは4月10日(現地時間)、Google画像検索の検索結果で、検索に関連する商品の価格付きカード「Similar items(日本では「関連項目」)」の表示を開始したと発表した。まずはモバイル版WebブラウザとAndroid検索で利用できるようになっており、今後他のプラットフォームでも表示していく計画。
立ち上げ段階で関連項目が表示されるのは、バッグ、サングラス、靴のみだが、向う数カ月中にカテゴリーを拡大していくという。
例えば画像検索結果に表示されたサングラスとスニーカーを身に着けたモデルの画像をタップすると、画像の下に「関連項目」として表示されているのと同じとみられるサングラスとスニーカーのカードが価格付きでカルーセル状に表示される。
横スワイプで閲覧し、いずれかのカードをタップするとそのカードが拡大表示され、「ページを表示」をタップすれば販売ページに移動できる。
この機能は機械学習による画像解析技術を採用しているという。Googleは、画像検索に価格と在庫状況を追加することはユーザーから最もリクエストの多い機能の1つだったとしている。
関連項目に自社サイトの商品を表示させるには、Webオーナーはサイトに所定のメタデータを追加する必要がある。Webオーナー向け説明は公式ブログを参照されたい。
本稿執筆現在、日本のWebサイトはあまり対応していないようで、筆者が試した範囲では、関連項目に表示されるのはAmazon.comやAlibabaなど海外のオンラインショップだけだった。
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