大画面5.5型に横幅77mmとやや大きめの本機だが、厚さは7.9mmと薄い。また、丸みを帯びたループサーフェスデザインにより、握り心地は良好だ。基本は両手で持って操作することになるが、手が大きめの人なら片手での操作も可能だろう。
本体カラーは2色で、鏡のような銀色の「ルミナスクロム」と、光の当たり方によって深いあい色がのぞく「ディープシーブラック」の2色展開だ。両方モデルとも鏡面加工により光の反射が美しい一方で、指紋の付着はやや気になった。
基本的な機能としては、防水(IPX5/8)・防塵(じん)(IP6X)、おサイフケータイ、NFCに対応。ストレージ容量64GBで、最大256GBのmicroSDXCに対応。USB-C端子は前述の通り、Quick Charge 3.0の急速充電とUSB3.1 Gen1に対応。バッテリー容量は3230mAhだ。
面白い部分としては、Bluetooth 5.0に対応している。メッシュ通信対応などBLE(Bluetooth Low Energy)の拡張が中心で、対応機器が出てくるのはまだ先となる。とはいえ、ガジェット好きなら気になる点だろう。
メディア系の機能としては、本体前面にステレオスピーカーを搭載。同梱のアンテナケーブルを使ったフルセグ・ワンセグ視聴に対応。従来のXperiaと同じく、MDR-NC750といった対応ノイズキャンセリングイヤフォンや、LDAC対応のBluetoothヘッドフォンなども利用できる。
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