最近では5インチ以上のスマホが当たり前になり、4インチ以下のスマホは、すっかり目にする機会が減りました。大型ディスプレイを備えたスマホは動画時代の現代にあった製品だといえる一方、片手で操作することができないなどの不便さがあります。そのため、いまでも小型スマホの登場を心待ちにしているかたは大勢いるようです。
そうした小型スマホを待つ人の心をわしづかみにするかのようなスマホが、アメリカのクラウドファンディングサイト「Kickstarter」に登場しました。
中国のUnihertz社製のAndroidスマホ「Jelly」は、5月3日に公開開始するやいなや、わずか57分という短時間で目標価格の3万ドル(約339万円)を達成。5月15日現在842,966ドル(約9,500万円)を記録しています。
Jellyは本体サイズ92.3×43×13.3、重量は約60.4g。Unihertz社によると「世界最小サイズのLTE対応スマホ」とのこと。
おもなスペックは以下のとおりです。
OS | Android 7.0 |
---|---|
CPU | クアッドコア 1.1GHz |
RAM/ROM | 1GB/8GB |
外部メモリ | microSDXC 256GBまで |
ディスプレイサイズ | 2.45インチ |
バッテリー容量 | 950mAh |
カメラ | メインカメラ/800万画素 サブカメラ/200万画素 1080P動画撮影可能 |
対応周波数帯 | 4G LTE Band 1/2/3/4/5/7/8/12/17/19/20/40 3G WCDMA Band 1/2/5/8 |
GSM | 850/900/1800/1900 |
無線LAN | IEEE 802.11 a/b/g/n 2.4GHz/5GHz |
Bluetooth対応バージョン | ver.4.0 |
SIMサイズ | nanoSIMサイズ (デュアルSIMカードスロット FDD-LTE、 TD-LTE専用/GSM専用 |
パッケージの内容は本体、充電器、USBケーブル、マニュアルとなっており、バッテリーは交換式を採用。別途予備バッテリーを購入することもできます。また、Jellyは通常モデルの他にJelly Proがあり、ProモデルではRAM/ROMが倍の2GB/16GB。カラーバリエーションは、ブラック/ホワイト/ブルーの3色です。
日本での購入はヴェルテがおこなっており、5月28日までは早割特価で通常モデルが10,800円、Proモデルが12,800円。5月29日以降は通常モデルが12,800円、Proモデルは16,800円です。
なお、現在のところ日本の技適取得予定はないとのこと。国内で通信することはできませんが、海外旅行の時などに、現地SIMを挿して利用するにはよさそうです。
※文中の価格はすべて送料と税込みです。
Copyright:(C) NTT Resonant Inc. All Rights Reserved.