2018年3月19日〜2018年3月25日
今回のITmedia Mobile Weekly Top10は、2018年3月19日から3月25日までのアクセスを集計し、ランキング化しました。
ランキングの1位「Y!mobileの満足度が低い理由は? 『格安SIM』満足度調査から見えたこと」は、MMD研究所が行った「2018年3月格安SIMサービスの満足度調査」においてY!mobileの満足度が低く出たことに関する考察などを記した記事です。
Y!mobileのサービスは、MNO(設備を持つ通信事業者)であるソフトバンクとウィルコム沖縄が提供しており、他のMNOと比べて料金は低廉です。しかし、プロモーションなどで訴求している「ワンキュッパ(1980円)」が契約から1年間限定であることと、データ通信容量の倍増が2年間で終わることが「不満」につながっているようです。
サービスや通信の品質と料金面を考えると、Y!mobileは「MNOとMVNOの中間」という魅力的な位置にあります。3年目以降の料金も、MNO(ソフトバンクブランドを含む)と比べれば安価な設定です。しかし、何を重視するかによって満足度は大きく変わってしまうのです(何事にもいえることですが)。
アンケート調査の難しさを改めて感じます。
6位には「ビックカメラが『ビットコイン』決済を導入した理由」がランクインしました。
ビックカメラは2017年4月からビットコイン(Bitcoin)を使った決済を導入し始め、同年7月末までに全店導入を果たしました。元々、さまざまな支払い方法をアグレッシブに導入する傾向にあった同社ですが、ビットコインも取り入れたのは予想外でした。
今後、他の家電量販店、あるいはさまざまな業界の大手チェーン店にも「ビットコイン決済」が広がると、ビットコインの市民権はより広がると思うのですが、昨今のニュースを踏まえると短期的には難しいのかもしれません。
ただ、中長期的に見れば有望な決済手段になる可能性も秘めています。今後も、動向は追い続けたいと思います。
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