思い出のケータイを振り返る連載。今回紹介するのは、NTTドコモの三菱電機製ケータイ「FOMA D901i」です。
2005年に発売されたD901iは、FOMAで初めてスライドボディーを採用したケータイです。
「クイックスライド」機構によって、バネを利用してスムーズな開閉をアシストしつつ、勝手に開いてしまうのを防いでいたのが特徴でした。
ちなみに、後継機となるD901iS以降の端末では、ワンプッシュオープンスライド方式に変更されていましたが、2007年に発売されたD904iから再びクイックスライド機構が復活しました。
三菱ケータイでは、外部メモリとして「メモリースティックDuo」を採用していましたが、D901iで初めて「miniSDメモリーカード」を採用。また、この機種から富士通との共同開発が始まり、端末ソフトウェアがSymbian OSベースとなり、メニュー構成なども一新されるなど、三菱ケータイとして大きな転換点となった製品でした。
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