撮影スタイルが拡張した「Galaxy Z Fold2」のカメラは、初号機より格段に面白い!荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(2/5 ページ)

» 2020年11月26日 06時00分 公開
[荻窪圭ITmedia]

 4つ目は「アウトカメラ自分撮り」。開いた状態でカバーディスプレイを使って撮影するのである。

 カバーディスプレイで自撮りカメラに切り替えた後、右上にある「自分撮り」ボタンを押して本体をカパッと開くと、アウトカメラを使った自撮りができるのだ。

Galaxy Z Fold2 右上の「自分撮り」ボタンをタップする

 アウトカメラを使うので、13mm相当の超広角カメラで自分撮りって技も使えるのである。

Galaxy Z Fold2 アウトカメラ自分撮りの図。超広角カメラで自分撮りができるのは画期的。背景を広く入れたいときにいいし、これなら大人数での記念自撮りもできる

 これは面白い。13mm相当の超広角カメラで自分撮りって技はなかなかできない。

 膝に乗っかった猫を撮れるのだ。

Galaxy Z Fold2 ソファに座っていたら、猫が膝に飛び乗ったので、アウトカメラ自分撮りを使って膝猫撮影。ちゃんと猫と認識している
Galaxy Z Fold2 膝猫をアップで撮った様子。膝猫を、画面をちゃんと見ながらアウトカメラで撮れるって楽しい。アウトカメラの方が高画質だし

 さらに、アウトカメラ使用時にカバーディスプレイにも画像を出すことができる(画面左上のオフになっているボタンをタップしてオンにすると、カバーディスプレイにも画像が表示される)。そうすると、撮られている方も自分がどんな風に撮られているか確認できるのだ。

Galaxy Z Fold2 両面に画像を出すとこんな風に相手にも見える。シーンを撮影する関係上、モデルさんに手に持ってもらっているけど、実際には撮影者が手に持ちます
Galaxy Z Fold2 上記の状態で、セルフタイマーを使ってアウトカメラで撮ってもらった。やはり画質がいい

 この自在な撮影バリエーションは折りたたみ式端末にしかできない技。これだけで欲しくなるかも。

 欠点は、ボディーが大きくて重いので、あれこれやっていると端末を落としそうになることと、不用意に画面に触れてしまって誤操作しちゃうことくらいだ。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2024年