5Gが創出する新ビジネス

ソラコムのIoT通信サービスがauの5Gに対応

» 2021年03月30日 14時13分 公開

 ソラコムが3月30日、IoTプラットフォーム「SORACOM」向けにKDDIの5G/4G LTEが利用できるデータ通信契約「planX2」を提供開始した。5G対応により、大量の機械のログデータや映像データをクラウド側で解析する、といった用途を想定している。

SORACOM SORACOM IoT SIM(左:カード型SIM、右:チップ型SIM)

 利用者は新規で購入、または保持しているSORACOM IoT SIM(plan01s)にサブスクリプションを追加して利用できる。ユーザーコンソール(グローバルカバレッジ)かAPIから操作し、1回線単位で「サブスクリプション追加」を選択可能だ。

SORACOM 利用方法

 利用料金は、基本料金が1日0.06ドル(約7円)、サブスクリプション利用料金が月1.8ドル(約198円)、データ通信料金が1MBあたり0.01ドル(約1円)。SMS利用料金は、IoTデバイスへのSMS送信が1通0.005ドル(約0.6円)、IoTデバイスからのSMS送信は1通0.4ドル(約44円)。この他、初期費用としてSORACOM IoT SIMの料金やサブスクリプション追加費用が必要となる。

 本サービスはOTA対応製品で利用でき、planX2に対応する動作確認済みOTA対応モジュールは以下の通り。

5G/4G LTE対応

  • モジュール:Thales DIS MV31-W(5G/4G LTE)

4G LTE対応

  • モジュール:Quectel EC21-J(4G LTE)
  • ドングル:GreenHouse GH-UDG-MCLTEC(4G LTE)/SORACOM Onyx LTE USB ドングル SC-QGLC4-C1(4G LTE)

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