世界を変える5G

ahamoや5G格安SIMはどれだけ速い? 各社11プランで通信速度を一斉テストした(2/3 ページ)

» 2021年06月22日 17時30分 公開
[島徹,ITmedia]

povoなどのau回線をチェック

 au回線は東京駅の八重洲口で4Gと5Gのテストを実施した。時間帯は12時45分から13時15分あたりだ。5Gエリアはエリアマップと実際のエリアの差は少なく、ドコモと同じく快適にテストを実施できた。

MVNO・格安SIM速度テスト auの4G/5Gテストは5Gエリアマップを確認し、東京駅の八重洲口で実施。問題なく5Gデータ通信を利用できた

 まずは4Gでのスピードテスト結果から見ていこう。

au回線4Gスピードテスト(12時53〜13時15分に実施)

  • au:下り110Mbps 上り16.2Mbps
  • povo:下り121Mbps 上り21.2Mbps
  • UQ mobile:下り133Mbps 上り13.2Mbps
  • mineo:下り16.7Mbps 上り13.7Mbps
MVNO・格安SIM速度テスト 4G状態でのau回線の速度

 auとau内ブランドのpovo、そして2020年10月にKDDIと統合したUQ mobileはほぼ同等の速度となった。いずれもauの自社回線で提供するサービスなので、3サービスで通信品質に大きな違いはないのだろう。

 一方、格安SIM大手のmineoはMVNOだ。今回テストしたAプランの場合、KDDIから借りた回線設備に対し、どれだけの契約者が同時に利用するかで速度が変動する。mineoは12時55分頃にテストを実施したが、昼12時台の格安SIMでは一般的な10Mbps台の速度となった。SNSや動画視聴にはさほど問題ない速度だ。なお、通信のピークを過ぎた昼15時台に再度測定したところ、下り65Mbps 上り10.7Mbpとより速い結果を確認できた。

 5Gでのテストは、auとmineo(5G通信オプション)で実施した。povoとUQ mobileの5G対応は夏頃予定となっている。

au回線5Gスピードテスト(12時53〜13時15分に実施)

  • au:下り349Mbps 上り86.7Mbps
  • mineo:下り17.3Mbps 上り40.3Mbps
MVNO・格安SIM速度テスト 5G状態でのau回線の速度

 auの5Gは下り349Mbpsなど、4Gと比べて3倍ほど高速だ。同じ5Gエリア内で5Gスマホを利用する人が増えてきたことで速度も落ち着いてきているのだろうが、それでも4G比べて圧倒的に高速だ。

 mineoは昼12時台後半の混雑により、下りは4Gと同等の10Mbps台だが、上りは空いているのか、40.6Mbpsと5Gらしい速度が出た。なお、通信のピークが過ぎた15時台に再度測定したところ、下り332Mbps 上り70.6Mbpsと5Gらしい速度を確認できた。

ソフトバンク回線をチェック、Y!mobileとLINEMOに違いはほぼなし

 ソフトバンク回線は東京駅の八重洲口で4Gと5Gのテストを実施した。時間帯は13時20〜45分あたりだ。テストした回線はY!mobileとLINEMOのみとなる。

MVNO・格安SIM速度テスト ソフトバンクの4G/5Gテストだが、5Gのエリアマップを参考にしても実際に安定して5Gデータ通信が可能な場所の発見が難しかった。このため、前日に東京駅八重洲口のグランルーフの一部スポットで4G/5Gともに利用できるスポットの存在を確認した上でテストを実施した

 今回のテストではこのソフトバンク回線のテストのみ、5Gで高速なSub-6エリアが公開されているエリアマップ(ソフトバンクがSoftBank 5G<3.7GHz>と表記しているエリア)と、実際に5G通信が可能なエリアが大幅に乖離していることが確認された。

 そこでソフトバンクのみ、前日に半日ほどエリアマップでは全てカバーしているはずの東京駅〜日本橋〜京橋あたりのエリアで、5GのSubー6での高速通信が実際につながる地点を探し、八重洲口近辺でスポット的なエリアを見つけた上でテストした。外出先で5Gの高速通信を利用したい人にとって5GのSubー6エリアの情報は重要なだけに、他社並みの信頼できるエリアマップの提供を願いたい。

 まずは4Gでのスピードテスト結果から見ていこう。

ソフトバンク回線4Gスピードテスト(13時15〜45分に実施)

  • Y!mobile:下り51.3Mbps 上り15.8Mbps
  • LINEMO:下り64.4Mbps 上り11.3Mbps
MVNO・格安SIM速度テスト 4G状態でのソフトバンク回線の速度

 Y!mobileとLINEMOの両サービスとも、ソフトバンクが自社の回線設備で提供するサブブランドだ。昼の12時台をやや過ぎているが、50〜60Mbpsの通信が可能だった。参考だが、別途昼の12時台にテストしても速度の低下は見られなかった。

 5Gのテストも実施した。Y!mobileは2021年2月から5Gに対応し、LINEMOは当初から5Gに対応している。

ソフトバンク回線5Gスピードテスト(13時15〜45分に実施)

  • Y!mobile:下り554Mbps 上り75.9Mbps
  • LINEMO:下り665Mbps 上り84.4Mbps
MVNO・格安SIM速度テスト 5G状態でのソフトバンク回線の速度

 両サービスとも、5GのSub-6で通信が可能な数少ないスポットを探しただけに、空いている5Gらしい良好なテスト結果となった。両サービスとも、5G Sub-6のエリア内で電波環境の良好なスポットなら、5Gらしい高速通信を利用できるといっていいだろう。

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