店舗を変えるモバイル決済

iPhoneが店頭決済端末に Appleが「Tap to Pay」を2022年内に米国展開

» 2022年02月10日 14時06分 公開

 Appleは2月8日(米国時間)、追加端末なしでiPhoneが決済端末になる「Tap to Pay」を2022年内に米国で展開すると発表した。

Tap to Pay iPhone Appleが「シームレスかつ安全に決済できる」とうたうTap to Payのイメージ

 Tap to Payは、顧客側のApple Payやタッチ決済対応のクレジットカード、デビットカード、デジタルウォレットなどを、店舗側のiPhone(NFC対応のiPhone XS以降)にかざすことで決済が完了する仕組み。

 iPhoneに加えて、米国の小売店の90%以上が利用するApple Payや、専用のiOSアプリをあわせて活用することで、「ほぼ全ての企業が会計時にiPhoneだけでTap to Payを利用できる」とAppleはアピールする。店舗側にとっては、別途、米国決済企業Block(2021年12月よりSquareから社名変更)などの決済時の読み取り端末が不要となるメリットが生まれる。

Tap to Pay iPhone Apple Payと同じく、「誰が何を買っているのかについて、Appleが知ることはない」とのこと。

 決済プラットフォームやアプリケーション開発者は、Tap to Payを自社のiOSアプリケーションに統合できる。Tap to Payに参画する両者に対しては、ソフトウェア開発キット(SDK)が近日公開予定のiOSソフトウェアのβ版を介して提供される。

 最初にTap to Payを提供するのは、インターネット向け決済インフラの「Stripe」。2022年春、ShopifyのPOSアプリケーションを含む自社の顧客企業に対し、サービスを提供する。その他の決済プラットフォームやアプリケーションも、2022年後半より順次対応する予定。

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