試用および撮影した展示機は北米で販売されるバージョンと思われるが、デュアルSIMおよびeSIMに対応していた。現状、日本では9月に発売された「Galaxy Z Fold4」と「Galaxy Z Flip4」が物理SIMとeSIMのデュアルSIMに対応していたが、画面を見る限り、Galaxy S23、S23+は物理SIMスロットが2つと、eSIMをサポートしている模様だ。
また、機種変更時の「eSIM転送」にも対応していた。eSIMの転送機能は、AppleがiPhone 14シリーズの発売に合わせて導入したものだが、Androidは非対応だった。実際に転送を試せたわけではないため、詳細な仕組みは不明だが、画面上のメニューをタップしていくだけで特定キャリアのeSIMを移せるような仕様だった。米国の他、国をドイツ、スウェーデンに変更することもできた。日本では、そもそも発売するかどうかのアナウンスもないが、キャリアの対応には強く期待したい。
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