まるでスマホのようなアクリル板「AcryPhone」を体験 なるほど、ただの板ではなかった(2/2 ページ)

» 2023年03月09日 10時00分 公開
[渡辺まりかITmedia]
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スマホをいじっている人に見える

 AcryPhoneを持って、街へ繰り出してみました。

AcryPhone どこからどう見ても、スマホをいじっているよう
AcryPhone スマホで動画を視聴中のように見せつつ、目を休めているところ

 スマホのバッテリーが切れそうだけど、スマホを持っていないと手持ちぶさたになってしまう。何も持っていないと、変な人に見られてしまいそう。だけど、スマホを持っていたら、ついついいじってしまう――そんな状況を切り抜けるのにも便利に使えそうですね。AcryPhoneは電源不要なので、バッテリー切れを起こすこともありませんから。

 少し時間ができたときに、気分をリフレッシュしたくて音ゲーを楽しむ、という人はいませんか。でも、クリアできないとイライラしたり、余計にストレスがたまったりしてしまいますよね。

 AcryPhoneなら、そんな心配は不要です。画面に「○」は出てきませんし、音は脳内で再生すればいいので、速度も難易度も自由自在だからです。軽いので、長時間保持していても、手首に疲れがたまらない、というメリットもあります。

AcryPhone 疲れたので、脳内で好みの曲を再生しつつ、音ゲーを楽しんでいます

 では、AcryPhoneは音が鳴らないか、というとそうではありません。実にクリアできれいな音を鳴らすことができます。しかも、100%リアルサウンドです!

直接耳に届くクリアサウンド。本物の生音を楽しめます

落としても安心 二重の意味で

 AcryPhoneを持つメリットで、触れずにいられないのが“落としても安心”というものでしょう。落下させても割れませんし、誰かに拾われても、個人情報が漏れる心配はありません。まさに鉄壁。

 また、高い防水・防塵(じん)性能も見逃せません。ほとんどのスマホでは「防水性能があります!」とうたわれていても、「真水限定」という注意書きがついてきます。

 しかし、AcryPhoneならお湯に落としても性能を損なうことはありません。むしろ、ほかほかと熱を帯び、お風呂上がりの体が冷めないようにしてくれる機能を獲得します。

AcryPhone 何度も何度も落としてようやく撮れた写真。もちろん浸水することはありませんでした
AcryPhone お湯につけていたためほどよいぬくもり性能を獲得したAcryPhone。強い

真面目な話、デジタルデトックスにも

 いろいろできるAcryPhoneは、逆にいえば「何もできない」Phoneです。ネットに接続できない、Bluetooth接続できない、画面に何も表示できない――だからこそ、デジタルデトックスに最適なアイテムでもあるのです。

 デジタルデトックスとは、スマホやPCといったデジタル機器を触らないというより、意識的にネットに接続しないようにする時間を作ること。これにより、ネット疲れ――主にSNS疲れやSNSによるストレスを回避し、リフレッシュすることができます。

 デジタルデトックスを必要としているのは、四六時中スマホを触っている人でしょう。そのような人が、手に何も持っていないと手持ちぶさたになってしまいます。また、スマホを持っていないときのポーズすら忘れてしまっているかもしれません。

 でも、AcryPhoneがあれば、スマホのような形状の“何か”を持っていられるので、安心感を得られます。また、スマホを持っているときと同じポージングができるので、いつもと同じように振る舞うこともできます。

AcryPhone どこから見てもスマホですし

 何もしたくない、頭を空にしたい、というときに、カフェなどでただぼんやりとしていると、大丈夫かとスタッフから声をかけられてしまうかもしれませんが、AcryPhoneをテーブルの上に立てておけば、動画を視聴しているように見えるので、注意すべき人物に見られることはないでしょう。思う存分、ぼんやりすることができます。

 なんちゃってグッズとして捉えられるかもしれませんが、禁煙ならぬ、禁デジにも有効なAcryPhone。しかも“あの高いスマホ”を持っているような気分を味わうこともできます。所有欲を満足させられるほど滑らかでつややかな黒いボディーのAcryPhoneを、手に入れてみてはどうでしょうか。

AcryPhone AcryPhoneとアノPhone
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