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シン・対話AI時代の戦い方

「ChatGPT」の活用に注目が集まる一方、そのベースとなる対話側のUIやサービスの価値が見直されつつある。ChatGPTを組み込むことで新たな価値を提供するチャットbotもあれば、実は以前からそうしたニーズを汲み取ったAIチャットbotも。本特集では、先行事例や最新ニュースからビジネスにおける対話AIの賢い使い方を探る。

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事例で学ぶAIガバナンス:

生成AIの普及により、自らのビジネスにおいても、この新しい技術を活用しようとする企業が増えている。それらの企業はどのようなガイドラインやルールを制定するべきか。大手通信社の米AP通信の例を見てみよう。

(2023年9月1日)

ChatGPTの登場から、チャットAIをサービスに組み込んで提供する企業が増えてきた。一方、「プロンプトインジェクション」などチャットAIを狙う攻撃手法も考えられている。企業はどんなセキュリティ対策を取るべきか、NRIセキュアテクノロジーズが解説する。

(2023年8月10日)

AIプログラミング支援ツール「GitHub Copilot」を導入した東急の内製開発チーム。キーパーソンは「もう導入前には戻れない」と語る。手応えや効率化の効果を聞いた。

(2023年7月28日)

「自社版ChatGPT」をグループ全社に導入したベネッセ。導入から2カ月余り、現状の手応えをキーパーソンに聞いた。

(2023年6月19日)

SCSKが、生成AIの全社導入を発表した。「Azure OpenAI Service」を使って構築したチャットAI「SCSK Generative AI」を活用。業務効率化や新事業の創出に役立てるという。

(2023年5月22日)

楽天グループの三木谷浩史代表は8月2日、同日から開催している同社のリアルカンファレンス「Rakuten Optimism 2023」において、チャットAI「ChatGPT」やLLM「GPT-4」などを手掛ける、米OpenAIと協業すると発表した。

(2023年8月2日)

ソフトバンクが日本マイクロソフトと提携。クラウドサービス「Microsoft Azure」に加え、大規模言語モデル「GPT-3.5」などのAPIをAzure上で使える「Azure OpenAI Service」といったサービスの導入支援を加速する。

(2023年8月2日)

ChatGPTにプロンプトの提案機能を実装へ。Plusのデフォルト言語モデルはGPT-3.5からGPT-4に変更。

(2023年8月4日)

ChatGPT Plusに、質問するたびに自分の設定を説明することが不要になる「カスタム指示」機能が追加された。3000字以内で設定を保存すると、その設定を前提に回答を提示してくれるようになる。

(2023年7月21日)

「GPT-4の精度は時間と共に変わっている」──そんな研究成果を米スタンフォード大学と米カリフォルニア大学バークレー校の研究チームが発表した。3月と6月時点のGPT-4の精度を比較したところ、一部タスクでは精度が大きく悪化していたという。

(2023年7月20日)

米Microsoftが、「Azure OpenAI Service」に新機能「On Your Data」を追加。ユーザーがローカルやAzure上のストレージに保管するテキストファイルやPDF、PowerPointファイルをチャットAIに参照させられるという。

(2023年6月20日)

テレビ東京は、NFTを購入したユーザーがChatGPTを使ってキャラの性格やプロフィールを作り、各キャラがYouTube番組などを配信する新企画を夏に始める。

(2023年6月30日)

東京都千代田区が、職員の業務負担削減を目的に、生成AIの試用を始める。まずは8月に、一部の業務でチャットAIを役立てられるかテストする。

(2023年7月6日)

米OpenAIがAIチャットサービス「ChatGPT」に「Code interpreter」という機能のβ版を追加した。これによりファイルをアップロードできるようになった他、ChatGPT上でのPythonプログラムの実行にも対応。Twitter上ではさまざまな利用方法が考え出されている。

(2023年7月10日)

サントリー食品インターナショナルは、ChatGPTを活用したWebCMを公開した。ChatGPTが提案したキャスティングや構想案を起用。声優の白井悠介さんが突然バレエダンサーになって高速回転するシーンや、荒野で踊るシーンなどを実際に映像化した。

(2023年6月6日)

神戸市が、市庁内でチャットAIの利用を開始した。「Azure OpenAI Service」を活用し、コミュニケーションツール「Microsoft Teams」からAIにアクセスできるアプリを内製。9月22日までの3カ月間、職員約100人が業務に使い、利便性を検証する。

(2023年6月26日)

Gatebox社は、接客用のAIキャラクターを派遣する法人向けサービス「AIバイト」と専用端末「Gatestand」を発表した。28日からの「コンテンツ東京2023」でデモを行う。

(2023年6月27日)

ソフトバンクがチャットAIを全社導入する。社員約2万人が、文章の作成や翻訳、アイデア出しに活用。業務効率化や生産性の向上につなげるという。

(2023年5月29日)

レバテックがteratailに期間限定でAI自動回答機能を追加した。投稿された質問に対してAIが即座に回答することで、質問者が即座に次の行動に移れるとしている。

(2023年6月22日)

日本マイクロソフトが、日本における「新しいBing」の利用動向を公開した。1人当たりの検索数は、世界の中で日本がトップだった。

(2023年3月22日)

ベネッセホールディングスが、ChatGPTなどをMicrosoftのクラウドで使える「Azure OpenAI Service」を活用した社内AIチャット「Benesse GPT」を開発。グループ社員約1万5000人に提供する。

(2023年4月14日)

AI Coworkerは、会話形式で契約書の締結、稟議承認、支払いなどが行えるサービス。AIとはSlackを通じてやりとりし、AIが契約や稟議、支払いを取り扱うSaaSにアクセスして処理を行う。freee会計、クラウドサイン、DocuSign、Google Workspace、Salesforce、kintoneをはじめとする、成長企業での使用例が多い業務システムへの対応を予定している。

(2023年6月7日)

みずほフィナンシャルグループが、日本マイクロソフトの「Azure OpenAI Service」の活用の検討を開始する。ChatGPTなどの大規模言語モデルをクラウド上で利用できるサービスを使い、業務効率化に取り組む。

(2023年4月14日)

東京海上日動火災保険は、AIチャットbotなどを提供するPKSHA Technology、日本マイクロソフトと共同で、保険業界に特化した対話型AIの開発に着手したと発表した。

(2023年4月19日)

メルカリの米国子会社Mercariは現地時間4月18日、ChatGPTを搭載したチャットbot型お買い物アシスタント「MerchatAI」のβ版を発表した。ユーザーは検索だけでなく、AIと会話することでおすすめ商品に出会えるという。

(2023年4月19日)

法人向けの、しかも契約書という機密性と厳密性が必要とされる分野にも、ChatGPTの波がやってきた。契約書レビューAIサービス「LegalForce」を提供するLegalOn Technologiesは、大規模言語モデル(LLM)のAIが契約書の修正文案を提案する新機能を開発したと発表した。

(2023年4月4日)

LayerXが、新卒採用の選考にChatGPTを使う課題を追加した。「最新の技術にキャッチアップして、当社の行動指針を体現した人に出会いたい」という。

(2023年3月9日)
Innovative Tech:

NTTセキュリティ・ジャパンに所属する研究者らは、ChatGPTでフィッシングサイトを検出する手法を提案した研究報告を発表した。

(2023年6月19日)

近くの店の特売品のデータを基に、AIが買い物リスト・レシピを提案する「AI買い物プランナー」をトクバイが開発。

(2023年6月13日)

手塚プロダクションが“AI手塚治虫”を活用して漫画「ブラック・ジャック」の新作を制作する。今秋発行の「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)に掲載される予定。

(2023年6月12日)

 ファインディ(東京都品川区)は4月5日、ChatGPTとの対話からエンジニアの職歴をAIが自動生成する「ChatGPTからインタビュー受けてみた」をリリースした。

(2023年4月13日)