ついにHome Premiumを搭載したエントリーノートPC――LaVie L スタンダードタイプ(LL370):2007年PC秋冬モデル

» 2007年09月03日 11時25分 公開
[田中宏昌,ITmedia]

基本スペックを強化してWindows Vista Home Premiumを採用

ついにVista Home Premiumを搭載したLaVie L LL370/KG

 NECの主力ノートPCである「LaVie L」シリーズで、最も安価な「LL370」がモデルチェンジした。最大のポイントは、これまでWindows Vista Ho5me BasicだったOSが、メモリやHDDといった基本性能を強化することで、Vista Home Premiumになったことだ。それに伴い、夏モデルまで「ベーシックタイプ」と呼ばれていたシリーズ名が、先に登場したLL5xxシリーズと同じように「スタンダードタイプ」と改められている。なお、直販のNEC Directでは本機が「LaVie GタイプL スタンダード(e)」となり、LL5xxシリーズの「LaVie GタイプL スタンダード(s)」と名称が異なる点は注意したい。

 新モデル「LL370/KG」では、チップセットが前モデル「LL370/JD」のATI Radeon Xpress 200M/IXP460からATI Radeon Xpress 1100/SB600になったほか、HDD容量が100Gバイトから120Gバイトに増量し、DDR2のメインメモリが512Mバイト+256Mバイトの組み合わせから1Gバイト(PC2-4200)×1になり、メモリ増設の柔軟性が増えたのがポイントだ。また、前面中央部分にSDHC対応SDメモリカード/メモリースティックPRO/xDピクチャーカードをサポートしたメモリカードスロットを新設し、使い勝手も改善された。細かいところでは、IEEE802.11a/g/bの無線LANがW56を新たにサポートした。一方で、CPUはCeleron M 430(1.73GHz)から同520(1.6GHz)へと動作クロックがダウンしている。

 デザインを一新したLaVie L アドバンストタイプやLaVie Cシリーズとは異なり、外観は従来機を受け継いでおり、ボディサイズは362(幅)×261(奥行き)×30.5〜40(厚さ)ミリ、重量は約2.8キロと変わりない。ボディカラーもシルバーを中心に底面をブラック、キーボードがホワイトのままだ。15.4インチのワイド液晶ディスプレイ(1280×800ドット表示)、標準でOffice Personal 2007がプリンストール済みなのも同様である。

 発売予定時期は9月中旬で、実売価格は夏モデル登場時と同じ15万円前後となる見込み。なお、直販のNEC Directではメモリを最大容量の2Gバイトにしたり、OSの変更やOfficeスイートの有無などのBTOが可能な「LaVie G タイプL スタンダード(e)」が用意されている。

前面中央部分に3in1のメモリカードスロットが追加された(写真=左)。1280×800ドット表示対応の15.4インチワイド液晶ディスプレイ(スーパーシャインビュー/写真=中央)は従来機と同じだ。キーピッチ19ミリ/キーストローク3ミリのキーボードはフォントが新しくなった(写真=右)

LaVie L スタンダードタイプ(LL370)の概要(その1)
シリーズ名 モデル名 タイプ 従来比較 CPU メモリ HDD OS 実売
LaVie L LL370/KG 2スピンドル マイナーチェンジ Celeron M 520(1.6GHz) 1024MB 120GB Home Premium 15万円前後
LaVie L スタンダードタイプ(LL370)の概要(その2)
シリーズ名 モデル名 液晶 解像度 チップセット 光学ドライブ GPU TV機能 重量
LaVie L LL370/KG 15.4インチワイド 1280×800 ATI Radeon Xpress 1100 2層対応DVDスーパーマルチ チップセット内蔵 − 約2.8キロ
記事初出時、一部でCeleron 530と表記しましたが、正しくはCeleron 520でした。おわびして訂正させていただきます。

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