デザイン一新、大画面化も果たした“NEW ITA PC”――「VAIO type L」：2007年PC秋冬モデル（2/2 ページ）
画面サイズは3種類、計10モデルを店頭販売
22インチワイドモデルはHDD増設に対応
22インチワイド液晶搭載の「VGC-LT」シリーズは、店頭販売モデルに「VGC-LT80DB」と「VGC-LT70DB」を用意。価格はオープン、予想実売価格はVGC-LT80DBが37万円前後、VGC-LT70DBが28万円前後だ。
VGC-LT80DBは、CPUにCore 2 Duo T7500（2.2GHz）、チップセットにIntel PM965、グラフィックスチップにGeForce 8400M GT、光学ドライブにスロットインタイプのBlu-ray Discを搭載したスペックだ。VGC-LT70DBは、CPUにCore 2 Duo T7250（2.0GHz）、チップセットにグラフィックス機能統合型のIntel GM965、光学ドライブにスロットインタイプのDVD±R DL対応DVDスーパーマルチを採用している。
それ以外の仕様は共通だ。1680×1050ドット（WSXGA＋）の22インチワイド液晶パネル、1Gバイト（512Mバイト×2）のメモリ、500GバイトのHDD、地上デジタル／アナログTVチューナー、IEEE802.11n/a/g/bの無線LAN、1000BASE-Tの有線LANを備えている。カードスロットは、TypeII×1のPCカードスロット、ExpressCard/34スロット、SDメモリーカード／MMCスロット、メモリースティックPROスロットを持つ。外形寸法は643（幅）×178（奥行き）×418（高さ）ミリ、重量は約9.7キロ。
ソニー直販のVAIOオーナーメードモデルでは、最大2Gバイトのメモリ、最大1.5Tバイト（750Gバイト×2）のHDD、TVチューナーの有無、Office 2007のエディションなどが選択できる。
19インチワイドモデルは基本仕様とTV機能の差異で4モデルを用意
19インチワイド液晶を搭載した「VGC-LM」シリーズは、4モデルで展開される。価格はオープン、予想実売価格は「VGC-LM70DB」が26万円前後、「VGC-LM70B」が23万円前後、「VGC-LM50DB」が22万円前後、「VGC-LM50B」が20万円前後だ。
VGC-LM70DBは、CPUがCore 2 Duo T7250（2.0GHz）、チップセットがグラフィックス機能統合型のIntel GM965、メモリが1Gバイト（512Mバイト×2）、HDDが500Gバイト、光学ドライブがスロットインタイプのDVD±R DL対応DVDスーパーマルチ、無線LANがIEEE802.11g/b、TV機能が地上デジタルのみ対応となる。VGC-LM70Bは、VGC-LM70DBのHDD容量を250Gバイトに減らし、TVチューナーを省いたモデルだ。
VGC-LM50DBの主な仕様は、CPUがCeleron 530（1.73GHz）、チップセットがグラフィックス機能統合型のIntel GL960、メモリが1Gバイト（512Mバイト×2）、HDDが320Gバイト、光学ドライブがスロットインタイプのDVD±R DL対応DVDスーパーマルチ、無線LANがIEEE802.11g/b準拠、TV機能が地上デジタルのみ対応。VGC-LM50Bは、VGC-LM50DBのHDD容量を250Gバイトに減らし、TVチューナーを省いた構成となっている。
いずれも液晶ディスプレイの解像度は1440×900ドット（WXGA＋）に対応。1000BASE-Tの有線LANポートを持つ。カードスロットは、TypeII×1のPCカードスロット、ExpressCard/34スロット、SDメモリーカード／MMCスロット、メモリースティックPROスロットを備える。外形寸法は574（幅）×169（奥行き）×376（高さ）ミリ、重量は約8.3キロ。
ソニー直販のVAIOオーナーメードモデルでは、Blu-ray DiscドライブやIEEE802.11n/a/g/bの無線LAN機能、最高Core 2 Duo T7500（2.2GHz）のCPU、外付けグラフィックスチップのGeForce 8400M GT、最大2Gバイトのメモリ、最大750GバイトのHDD、TVチューナーの有無（地上デジタル／アナログ両対応も選択可）、Office 2007のエディションなどを選べる。
15.4インチワイドモデルは3色展開、バッテリー駆動が可能に
15.4インチワイド液晶搭載の「VGC-LJ」シリーズも4モデルを発売する。価格はオープン、予想実売価格は「VGC-LJ50DB/W」が20万円前後、「VGC-LJ50B/W」「VGC-LJ50B/B」「VGC-LJ50B/P」が17万円前後だ。下位3モデルは仕様が共通のカラーバリエーションモデルで、製品名の末尾が「W」はエバーホワイト、「B」はコスミックブラック、「P」はフロスティピンクのモデルとなる。
これらは上位シリーズとボディのデザインが異なり、本体一体型のタッチパッド付きキーボードを採用している。キーボードを閉じた状態でも利用できる音楽再生／時計表示ソフトのSoundFLOWは引き続き搭載され、新デザインの背景3種類、12音解析技術による曲ジャンルの自動分類機能「おまかせチャンネル」、最近追加したアルバム3枚と最近聴いたアルバム5枚のクイックプレイリスト表示、サビ再生モードなどの機能が加わった。PC使用時にじゃまにならないミニプレーヤーモードも用意している。
液晶ディスプレイ右側の透明フレーム内には、静電式のワンタッチボタンを新たに搭載した。このボタンから、SoundFLOWの起動やメニュー表示、画面のスクロール、音量、映像／音楽の再生などが行える。また、本体にバッテリーを搭載しており、TV機能付きモデルで約2時間、TV機能なしモデルで約2.5時間の連続駆動が可能だ。
「VGC-LJ50B/P」のキーボードを閉じた状態（写真＝左）と開いた状態（写真＝中央）。VGC-LJ50B/Pはキーボードのフォントもピンク色だ。透明フレーム内に静電式のワンタッチボタンを供えている（写真＝右）VGC-LJ50DB/Wの主な仕様は、CPUがCeleron 530（1.73GHz）、チップセットがグラフィックス機能統合型のIntel GL960、メモリが1Gバイト（512Mバイト×2）、HDDが200Gバイト、光学ドライブがスロットインタイプのDVD±R DL対応DVDスーパーマルチ、TV機能が地上デジタルのみ対応となっている。残る下位3モデルは、VGC-LJ50DB/WのHDD容量を120Gバイトに減らし、TVチューナーを省いた製品だ。
いずれも液晶ディスプレイの解像度は、1280×800ドット（WXGA）に対応。IEEE802.11g/bの無線LAN、100BASE-TXの有線LAN、TypeII×1のPCカードスロット、ExpressCard/34スロット、SDメモリーカード／MMCスロット、メモリースティックPROスロットを装備している。外形寸法は486（幅）×135（奥行き）×313（高さ）ミリ、重量は約5.3キロだ。
ソニー直販のVAIOオーナーメードモデルでは、本体のカラー、最高Core 2 Duo T7500（2.2GHz）のCPU、最大2Gバイトのメモリ、最大300GバイトのHDD、地上デジタルTVチューナーの有無、Windows Vista Home Basic、Office 2007のエディション、Photoshop Elements 5.0の有無などを選べる。
| VAIO type L店頭モデルの概要（その1） | ||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| シリーズ名 | モデル名 | タイプ | 従来比較 | CPU | メモリ | HDD | OS | 実売 |
| VAIO type L | VGC-LT80DB | 液晶一体型 | フルモデルチェンジ | Core 2 Duo T7500（2.2GHz） | 1024MB | 500GB | Home Premium | 37万円前後 |
| VGC-LT70DB | 液晶一体型 | フルモデルチェンジ | Core 2 Duo T7250（2.0GHz） | 1024MB | 500GB | Home Premium | 28万円前後 | |
| VGC-LM70DB | 液晶一体型 | フルモデルチェンジ | Core 2 Duo T7250（2.0GHz） | 1024MB | 500GB | Home Premium | 26万円前後 | |
| VGC-LM70B | 液晶一体型 | フルモデルチェンジ | Core 2 Duo T7250（2.0GHz） | 1024MB | 250GB | Home Premium | 23万円前後 | |
| VGC-LM50DB | 液晶一体型 | フルモデルチェンジ | Celeron 530（1.73GHz） | 1024MB | 320GB | Home Premium | 22万円前後 | |
| VGC-LM50B | 液晶一体型 | フルモデルチェンジ | Celeron 530（1.73GHz） | 1024MB | 250GB | Home Premium | 20万円前後 | |
| VGC-LJ50DB/W | 液晶一体型 | フルモデルチェンジ | Celeron 530（1.73GHz） | 1024MB | 200GB | Home Premium | 20万円前後 | |
| VGC-LJ50B/W | 液晶一体型 | フルモデルチェンジ | Celeron 530（1.73GHz） | 1024MB | 120GB | Home Premium | 17万円前後 | |
| VGC-LJ50B/B | 液晶一体型 | フルモデルチェンジ | Celeron 530（1.73GHz） | 1024MB | 120GB | Home Premium | 17万円前後 | |
| VGC-LJ50B/P | 液晶一体型 | フルモデルチェンジ | Celeron 530（1.73GHz） | 1024MB | 120GB | Home Premium | 17万円前後 | |
| VAIO type L店頭モデルの概要（その2） | ||||||||
| シリーズ名 | モデル名 | 液晶 | 解像度 | チップセット | 光学ドライブ | GPU | TV機能 | 重量 |
| VAIO type L | VGC-LT80DB | 22インチワイド | 1680×1050 | Intel PM965 | Blu-ray Disc | GeForce 8400M GT | 地デジ／地アナ | 約9.7キロ |
| VGC-LT70DB | 22インチワイド | 1680×1050 | Intel GM965 | 2層対応DVDスーパーマルチ | チップセット内蔵 | 地デジ／地アナ | 約9.7キロ | |
| VGC-LM70DB | 19インチワイド | 1440×900 | Intel GM965 | 2層対応DVDスーパーマルチ | チップセット内蔵 | 地デジ | 約8.3キロ | |
| VGC-LM70B | 19インチワイド | 1440×900 | Intel GM965 | 2層対応DVDスーパーマルチ | チップセット内蔵 | − | 約8.3キロ | |
| VGC-LM50DB | 19インチワイド | 1440×900 | Intel GL960 | 2層対応DVDスーパーマルチ | チップセット内蔵 | 地デジ | 約8.3キロ | |
| VGC-LM50B | 19インチワイド | 1440×900 | Intel GL960 | 2層対応DVDスーパーマルチ | チップセット内蔵 | − | 約8.3キロ | |
| VGC-LJ50DB/W | 15.4インチワイド | 1280×800 | Intel GL960 | 2層対応DVDスーパーマルチ | チップセット内蔵 | 地デジ | 約5.3キロ | |
| VGC-LJ50B/W | 15.4インチワイド | 1280×800 | Intel GL960 | 2層対応DVDスーパーマルチ | チップセット内蔵 | − | 約5.3キロ | |
| VGC-LJ50B/B | 15.4インチワイド | 1280×800 | Intel GL960 | 2層対応DVDスーパーマルチ | チップセット内蔵 | − | 約5.3キロ | |
| VGC-LJ50B/P | 15.4インチワイド | 1280×800 | Intel GL960 | 2層対応DVDスーパーマルチ | チップセット内蔵 | − | 約5.3キロ | |
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