未来のデジタルライフスタイルは日本から世界へ――マイクロソフト基調講演CEATEC JAPAN 2007(2/2 ページ)

» 2007年10月03日 02時30分 公開
[前橋豪,ITmedia]
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現在実現できるデジタルライフスタイルをまとめて紹介

デジタルライフスタイルを1日の予定にすべて組み込んだ例。「図のように“1日中”というのは実際には難しいが、これらすべての体験が現実にできるというのは事実だ」(眞柄氏)

 基調講演では、マイクロソフトが推進するデジタルライフスタイルの典型例がデモとともにまとめて紹介された。

 まずは壇上に用意されたHDVカメラ、デジタル一眼レフカメラ、Windows Mobile搭載の携帯端末、ポータブル音楽プレーヤー、Xbox 360 エリート、インクジェット複合機、薄型TVなどをWindows Vista搭載のPCと組み合わせて活用する例を紹介。VistaのWindowsムービーメーカーでキャプチャしたHDVカメラのHD映像を編集したり、WindowsフォトギャラリーでRAWデータを扱ったり、Windows Mobile搭載の携帯端末から自宅のサーバにある映像コンテンツを再生して見せた。

 また、Windows Rallyに対応したエプソンの複合機「PM-T960」とバッファローの無線LANルータ「WZR-AMPG300NH」の紹介や、Vista搭載PC(FMV-TEO)に保存されたコンテンツをWindows Media Center経由でXbox 360 エリートから薄型TVに表示するデモも実施した。

 なお、マイクロソフト執行役常務オンラインサービス事業部長の笹本裕氏とオンラインサービス事業部プロダクトマネージメントグループWindows Liveチームディレクターの小野田哲也氏により、8月の事業説明会で明らかにされたWindows Liveのアップデートについても改めて説明が行われた。

Windows Media Centerでテレビ東京が提供するサービスの「あにてれ」メディアオンライン版を表示(写真=左)。Windows Liveのアップデートの一例で、Windows Live Photo Galleryで20枚近くある写真を自動的に合成して1枚のパノラマ写真を作成するという小野田氏によるデモ(写真=中央、右)

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