最強のSLI対応ゲーミングノートPCで3GHzを突破――デル「XPS M1730」あの“モンスター”が上陸

» 2007年10月04日 17時32分 公開
[後藤治,ITmedia]

 デルは10月4日、ゲーミングノートPC「XPS」シリーズの最新機種「XPS M1730」を発表、同日より販売を開始した。同社オンライン・ストアでの価格は26万2500円(税込み)から。

 同日行われた発表会では、デル クライアント製品マーケティング本部プロダクトマネージャー 佐々木邦彦氏がXPS M1730の製品概要を説明。「所有する喜びや最高の体験をユーザーに提供する」というXPSシリーズのコンセプトについて触れ、XPS M1730を「現時点で最高のノートブックPC」「デスクトップPCを凌駕するスペック」と表現して、その性能に自信を見せた。

クライアント製品マーケティング本部プロダクトマネージャー 佐々木邦彦氏(写真=左)。DirectX 10に対応したGeForce 8000系でSLI構成を採用したノートPCは業界初(写真=右)。また、BTOでAGEIA製の物理演算カードを追加できる。ただし、物理演算に対応したゲームタイトルは「米国でいくつかありますが、日本ではまだないのが現状」とのこと(同社)

 実際、「XPS M1710」をさらに進化させたその性能は、“究極のゲーミングノート”と呼ぶにふさわしい。CPUにCore 2 Extreme X7900(2.8GHz)/Core 2 Duo T7700(2.6GHz)/同T7500(2.2GHz)を選択可能なほか、メモリとHDD容量はそれぞれ最大4Gバイト/500Gバイト、そしてグラフィックス機能はGeForce 8700M GT(512Mバイト)のSLI構成に対応する。

NVIDIAの平柳氏がゲストスピーカーとして登壇し(写真=左)、M1730に搭載されるGeForce 8700M GTを「パフォーマンスとして最高のGPUラインアップ」と説明、そのSLI構成によってさらに150%以上の性能を発揮できるとアピールした(写真=中央)。またGeForce 8700M GTの特徴としてPureVideo HDの対応を挙げ、CPUへの負荷も軽減できるとした(写真=右)

BIOSでCPUをオーバークロックできるのも特徴の1つ。展示されていた試作機には2.6GHzのCore 2 Extreme X7800が搭載されていたが(BTOではX7900/2.8GHz)、これを3.2GHzまで引き上げられる(写真=左)。Core 2 Extreme CPU X7800 @2.6GHz 3.20GHzと表示されている……(写真=中央)。Windows エクスペリエンス インデックスの結果はCPUスコアが5.6まであがった。またSLI構成の場合はグラフィックスのスコアが5.9と非常に高い(写真=右)。ちなみに3.2GHz駆動中はファンがすごい勢いで回っていた
XPS M1730の主な仕様。性能を追い求めていくと、軽自動車が買えそうな値段になる

 また、液晶ディスプレイに17インチワイド(1920×1200ドット表示)のTrueLife光沢パネルを採用し、光学ドライブにブルーレイディスクドライブを用意、ネットワーク機能として、ギガビットLAN、IEEE802.11a/b/gもしくは同a/g/n対応の無線LAN、Bluetoothを備えるなど、贅を尽くしたスペックになっている。

 このほか、BTOメニューには、2基のドライブを利用したRAID構成(0/1)や、SSD(32Gバイト/64Gバイト/64Gバイト×2)、AGEIA製のPhysX物理演算カードなども用意されている。

本体背面/左側面/右側面。USB 2.0を各面に振り分け、主要なインタフェースは左側面にレイアウトしている。左側面奧にはS-VideoとDual Link DVIが並ぶ

フルHDに対応した17インチワイドパネルを採用(応答速度12ms)。液晶上部には200万画素のWebカメラを搭載する

 もちろん、基本スペックだけでなくユニークなデザインも特徴だ。同社は2007年6月に個人向けブランドを一新し、さまざまなカラーバリエーションを投入しているが、今回のXPS M1730も同様に、背面パネルを4色(クリムゾン・レッド、ボーン・ホワイト、サファイア・ブルー、スモーク・グレー)から選択できる。

 また、イルミネーションライトを備えた前面左右のスピーカー部とタッチパッドのロゴは、ソフトウェアで16色から設定可能で、その組み合わせは4096通り。さらに、キーボード部にもバックライトが搭載され、キーボード右奧にはLightFXに対応したアプリケーションのステータスを表示するLCDパネルを備えた。

背面のパネルを4色から選択可能。写真はクリムゾン・レッド(写真=左)。バックライトを備えたキーボード。ソフトウェアでオン/オフが可能だが、環境光に応じて自動的に点灯はしない(写真=中央)。キーボード右奧にMP3の曲表示や対応ゲームのスコアなどを表示できるLCDパネルを搭載する(写真=右)。なお、イルミネーションやLCDの表示は、LightFXに対応したアプリケーションからも制御が可能だが、現状では対応ゲームタイトルはほとんどないとのこと

スピーカーとタッチパッドのロゴも色を変えられる(写真=左/中央)。ACアダプタはかなり大きい。1円玉を載せて撮影してみた(写真=右)


 なお、XPS M1730は10月6日にカフェソラーレリナックスカフェ秋葉原店で開催されるロスト プラネットのゲーム大会イベントで展示される予定。また、UDXの壁面ビジョンにはさっそくCMが流れ始めている。


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月27日 更新
  1. Apple製品が一斉値上げ、Mac Studioは9万円超も 主要モデルの新価格まとめ (2026年06月25日)
  2. 血管の健康状態も可視化! サブスク不要で「振動通知」を備えた意欲作のスマートリング「RingConn Gen 3」を試す (2026年06月25日)
  3. 手首の負担を減らす“逆チルト”が秀逸! Razer初の多機能エルゴキーボード「Pro Type Ergo」はオフィスの救世主に (2026年06月26日)
  4. Gemini搭載「Google Home スピーカー」は買いか? 6年ぶりの新モデルを試して分かった賢さと課題が見え隠れする“次世代機”の現在地 (2026年06月24日)
  5. 実売2000円台とコスパ最強だけど玄人向け? 断線や充電専用ケーブルも一目で判明するXYZA「USB-C CABLE CHECKER 2」の実力 (2026年06月26日)
  6. 8980円の「SwitchBot 屋外パンチルトカメラ5MP」を試す 約500万画素で人物追跡、有線LAN接続も (2026年06月24日)
  7. 間もなく登場するWindows 11次期アップデート「26H2」で何が変わる? 2027年に向けたUI進化と高速化 (2026年06月23日)
  8. AM4の勢いは止まらない!? 熱伝導シート付属の「Ryzen 7 5800X3D 10th Anniversary Edition」が登場 (2026年06月27日)
  9. ビックカメラがBTOデスクトップPCの販売を開始 (2026年06月26日)
  10. カジュアルゲーマーの最適解になる? 日本HPのゲーミングノートPC「HyperX OMEN 15」のIntelモデルを試す (2026年06月25日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー