ツクモロボット王国の元店長が独立して抱く夢:古田雄介のアキバPickUp!(3/4 ページ)

» 2009年05月11日 12時01分 公開
[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]

微妙なネーミングが購買に与える影響とは!?――エアリアの「兄貴」がプチヒット

エアリア「ジーノ 直線番長」

 新製品の乏しい大型連休ながら、エアリアから2種類のインタフェースカードが登場した。マザーボードにあるSerial ATAとUSB 2.0の内部端子を1基ずつ外部に出す「兄貴」と、LSI製コントローラ搭載のギガビットイーサカード「ジーノ 直線番長」で、価格はそれぞれ2000円前後と2400円弱だ。

 入荷したTSUKUMO eX.は「直線番長はギガビットイーサカードとしては低価格で、LSI製コントローラを採用しているのは悪くないです。兄貴も汎用性が高く、すでにプチヒットしています」という。

 ただし、製品名については微妙なコメントが多かった。クレバリー1号店は「ユニークな製品名で有名なのは、センチュリーの裸族シリーズと、サイズの鎌シリーズですね。これらはシリーズ名でメーカーが想像できるようになった成功例でしょう。エアリアは“兄貴”だったり“龍”だったり、“等々力”“給田”などの地名だったりと、製品ごとに本当にバラバラで、何を狙っているのかサッパリ分かりません。まあ、私はすべて覚えましたが」と語る。複数のショップに聞いたところ、これらの愛称で指名買いするユーザーはほとんどいないらしい。

 それでも個性的な名前の商品が定期的に登場する現状について、某ショップは「メーカーの軽いノリなのかも」と語る。「PCパーツは製品自体の品質が高ければ売れるし、本体がダメならどれだけ飾り立てても売れない。つまり、広告効果があまり見込めない商品なんです。だから製品名でブランドイメージをつけても、直接的な売り上げアップが期待しにくい。そこで“遊び場”として活用するメーカーがいくらか出てきているんじゃないですかね」と分析していた。

エアリア「兄貴」(写真=左)。エアリア製品の数々。「等々力」「給田」など、同社付近の地名が使われることも多い(写真=中央)。複数のショップがブランド名称の成功例に挙げるセンチュリー「裸族」シリーズ

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