NVIDIA説明会の会場にはIONを搭載したNettopが多数展示されていた。すでに発表されているAspireRevo以外にも未発表の製品が日本でなじみのベンダーから登場するようだ。

どうやらMSIがION搭載のNettopを予定しているようだ。展示されていたのは「Wind Box D200」で、前面には光学ドライブとカバーに隠れたインタフェースが用意されている(カバーの中身は不明)。背面には4つのUSB 2.0とともに画像出力としてDVIとHDMIを備える
Pegatronは「IPP7A-CP」を縦置きスタンドに載せて展示していた(なお、JTX-Nも縦置きで展示されていた)。正面のカバーに隠されているインタフェースは中身が確認できなかったが、背面のインタフェースを見る限り、画像出力に使えるのはHDMIだけのようだ
CalarfulというPCベンダーが展示していた「iHTPC」はMini-ITXのメリットを生かした超小型ボディで、インタフェースは、前面2基+背面2基のUSB 2.0と背面にDVI、HDMI、有線LANを用意する
ICDというPCベンダーが展示していた「Kitchen」は、液晶一体型のNettopで背面にはアンテナ用の同軸ケーブル端子も用意する。ディスプレイの角度は変えられない(写真=左)。ECSの「Morph」はオレンジで縁取ったブラックボディのデザインが本体だけでなく、キーボードとマウスも統一されていた(写真=右)
Funtwistの「FION 330」はMini-ITXを採用した超小型PCでインタフェースには5基のUSB 2.0や有線LAN、カードリーダのほか、eSATA、光デジタルサウンド出力、HDMI、DVIと充実している
初めてIONを採用した製品としてAcerが発表した「AspireRevo」は、日本市場でも6月26日から出荷される予定だ(写真=左)。会場で多数展示されていたION対応製品だが、マザーボードを別にして現時点で正式に発表されているのは、IdeaPad S12とAspireRevoの2製品となる。後に続くモデルがいつごろ登場するのか興味深いところだ(写真=右)日本でもZOTACの「IONITX」シリーズが秋葉原のPCパーツショップで出荷され、自作PCユーザーの注目を集めているが、それに続くマザーボードも展示されていた。


Pegatronの「IMX7A-AS」は、デスクトップPC向けのメモリスロットとmini PCI Expressスロットを実装するほか、ZOTACの「IONITX」にはないPCIスロットも用意されている(写真=左)。また、同じPegatronの「IPX7A-ION」はノートPC用のメモリスロットを備える。PCIスロットも1基実装するが、ZOTECのIONITXとIMX7A-ASにあったmini PCI Expressスロットは持たないようだ(写真=中央)。日本でいち早く出荷されたIONマザーのZOTAC「IONITX」(写真=右)
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