CPU性能はもちろん、メモリ容量やHDD容量に余裕があり、PCとしての性能、機能ともに水準以上のものを持っている。家庭内で3Dゲーム以外の用途ならば無難にこなせるだろう。VAIOノートの伝統を踏襲しつつ、手触りという斬新な要素を重視したデザインも秀逸で、メインテーマであるワンランク上の心地よさを実感できる仕上がりといえる。
ソニースタイルでの直販価格は、今回試用した上位モデルのVGN-NW70JBで16万9800円、下位モデルのVGN-NW50JBは14万9800円となっている。昨今はノートPCの低価格化が著しいが、基本性能や付加価値までを含めて考えると妥当なプライスといえる。このデザインに魅力を感じるならば、十分おすすめできる製品だ。
もちろん、NWシリーズはソニーの「Windows 7優待アップグレードキャンペーン」に対応しており、購入後に同社Webサイトから申し込み手続きをすることで、OSなどを収めた「Windows 7アップグレードディスク」とBIOS/ドライバ/プリインストールソフトウェアなどを収めたVAIO「Windows 7サプリメントディスク」が3150円(税込み、送料込み)で購入できる。
NWシリーズは家庭用のメインPCとして十分なパフォーマンスがあるため、Windows 7環境でも快適に運用できるはずだ。
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