電源ユニットの新製品では、電源効率の高さを示す「80PLUS BRONZE」の認証を受けた高品質モデルが複数のメーカーから登場した。TSUKUMO eX.に入ったのは、ギガバイトの「ODIN Plus」シリーズ3モデル。定格700ワットの「GE-G700A-C1」が1万8800円、600ワットの「GE-G600A-C1」が1万5800円、500ワットの「GE-G500A-C1」が1万4800円だ。TSUKUMO eX.は「悪くない製品ですが、同時期に強力な対抗馬が登場したので、今後の売れ行きは不透明ですね。ギガバイトブランドが、電源でも浸透すればいいのですが……」とやや不安げな様子だった。
その対抗馬とは、ZUMAXの定格750ワット電源「ZU-750B-KA」と、同じく650ワットの「ZU-650B-KA」だ。こちらも80PLUS BRONZE認証を受けており、価格はZU-750B-KAが1万2000円弱、ZU-650B-KAが1万円弱となっている。
この価格に驚くショップの声がいくつかあった。フェイス本店は「ZUMAXはabeeの電源ユニット用ブランドです。abeeの品質と価格の高さを知っている人からすれば、この価格はかなりの戦略性を感じるでしょう。つまり、『ヒットを狙っているな』と。しかも、現行の電源ユニット全体から見てもレベルの高い80PLUS BRONZE認証を受けて650ワットモデルが1万円切りなので、人気は出ると思いますね。やはり、特に売れるのは、容量もちょうどいい650ワットモデルだと思います」と話していた。
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