第7回 東京“ぷち現実逃避”のススメ──「VAIO X」と奥多摩でVAIO 2009年冬モデルロードテスト(1/2 ページ)

» 2009年12月24日 14時00分 公開
[Sho INOUE(K-MAX)&編集部,ITmedia]

VAIO Xと「このまま遠くへ行きたい」

photo 奥多摩で使う「VAIO X」

 筆者は仕事柄、“自宅やオフィス以外”でPCをよく利用する。これは、取材時など必要に迫られて行う以外に、何かに煮詰まった時の気分転換としてわざわざ外出することが多いため。そう「反対方面の電車に乗って、このままどこか遠くへ行きたいなぁ」いう欲望を少しだけ解消する手段だ。

 さて、“東京の〜”と言うと高層ビル群や繁華街などといったイメージが先行しがちで、「自然」を連想することは少ない。しかし、東京都も西部に足を向けると、自然豊かな場所が多く存在することも忘れてはいけない。青梅街道の宿場町として栄えた青梅市や、東京都の最西端かつ最北端である奥多摩町はその代表格である。

 そうだ「奥多摩へ行ってしまおう」。

 東京から青梅・奥多摩方面へのアクセスは、JR中央線などを経由して立川駅を起点とするJR青梅線を利用する。JR東京駅から青梅まで直通運転する「青梅特快」に乗ると、東京駅から1時間20分ほどで青梅駅に着いてしまう。同じ青梅市内にある紅葉の名所である御嶽(みたけ)駅へは青梅駅から電車を乗り換えてさらに20分ほど、奥多摩町の中心となる奥多摩駅へは35分ほど。2時間程度で、気分的にも周囲の景色的にも「ほんわか旅行気分」になれてしまう。


photophoto 東京駅から青梅まで直通電車が定期的に運行されている。休日などに運行する臨時車両「ホリデー快速おくたま・あきがわ」を使うと、御嶽や奥多摩まで乗り換えなしで往復することも可能だ(写真は復路の東京行き)。JR青梅線の終点、奥多摩駅は残念ながらモバイルWiMAX対応エリアではなかった(2009年12月現在)が、FOMAハイスピードのデータ通信は大丈夫だ(もちろん、携帯電話も普通に利用できる)

Sony Style(ソニースタイル)

Sony Style(ソニースタイル)


       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年03月28日 更新
  1. Synology「BeeStation」は、“NASに興味があるけど未導入”な人に勧めたい 買い切り型で自分だけの4TBクラウドストレージを簡単に構築できる (2024年03月27日)
  2. 「ThinkPad」2024年モデルは何が変わった? 見どころをチェック! (2024年03月26日)
  3. ダイソーで330円の「手になじむワイヤレスマウス」を試す 名前通りの持ちやすさは“お値段以上”だが難点も (2024年03月27日)
  4. ダイソーで550円で売っている「充電式ワイヤレスマウス」が意外と優秀 平たいボディーは携帯性抜群! (2024年03月25日)
  5. ミリ波レーダーで高度な検知を実現する「スマート人感センサーFP2」を試す 室内の転倒検出や睡眠モニターも実現 (2024年03月28日)
  6. 次期永続ライセンス版の「Microsoft Office 2024」が2024年後半提供開始/macOS Sonoma 14.4のアップグレードでJavaがクラッシュ (2024年03月24日)
  7. 2025年までに「AI PC」を1億台普及させる――Intelが普及に向けた開発者支援をアップデート ASUS NUC 14 Proベースの「開発者キット」を用意 (2024年03月27日)
  8. いろいろ使えるFireタブレットが最大7000円オフ! Echo Budsは半額以下で買える! (2024年03月26日)
  9. 15.5万円の有機ELディスプレイ「MPG 271QRX QD-OLED」に指名買い続出 (2024年03月25日)
  10. サンワ、Windows Helloに対応したUSB Type-C指紋認証センサー (2024年03月27日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー