第7回 東京“ぷち現実逃避”のススメ──「VAIO X」と奥多摩でVAIO 2009年冬モデルロードテスト(2/2 ページ)

» 2009年12月24日 14時00分 公開
[Sho INOUE(K-MAX)&編集部,ITmedia]
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奥多摩でもまったく問題なし──WiMAXギリギリエリアで試す

photo ソニー「VAIO X」。最大20.5時間駆動する大容量バッテリーもオプションで用意する

 薄型軽量で各種通信機能を備え、かつ長時間駆動するバッテリーを搭載する「VAIO X」は、このようにふと思いついた“ぷち現実逃避”にも適するPCだ。とくに、今回導入した「VPCX118KJ/B」(→価格を調べる)は下り最大7.2Mbps/上り最大5.76Mbpsで通信できるFOMAハイスピード対応モジュールを内蔵し、国内のほぼどこでも通信可能──つまり“仕事ができて”しまう(月の通信コストはそこそこ発生してしまうが)。

 このほか、「入れば、かなり高速かつ快適」に利用できるモバイルWiMAXも、モバイルPC利用者には大変便利だ。UQコミュニケーションズが公開する2009年11月現在のサービスエリアマップによると、目的地のJR青梅線の青梅駅や御嵩駅周辺なども“ギリギリ”ながら対応エリアになっている。実際、ユーティリティツールのアンテナ強度(アンテナ本数)が「1」ではあったものの、青梅駅に停車中の奥多摩行き電車内できちんと通信ができた。


photophotophoto モバイルWiMAXは、青梅駅や御嶽駅前周辺もすでに対応エリアになっている(地図はUQコミュニケーションズのサービスエリアマップから)
photo 御嶽駅のそばにある御岳渓谷・多摩川でもしっかり通信可能だ

 さらにJR御嶽駅前は、アンテナ「3本」とごく普通に電波が入る。小道を少し歩いて多摩川へ降りてみたが、もちろんここもアンテナ3本のまま。気持ちのとげとげしさが一瞬で丸くなるような渓谷の風情にひたりながら、下り8.6Mbps(測定時)もの快適な速度でYouTubeの美声のおばさん動画をガッツリ視聴できるなんて……いい時代になったものだ。標準仕様モデルで最大約20.5時間駆動する大容量バッテリー「Xバッテリー」(VAIOオーナーメードモデルで最大約17.5〜20.5時間駆動)を使うと、バッテリー切れの心配はほぼなくなる。

 ちなみに、バッテリーで駆動し、WiMAX回線を無線LANで共有できる小型WiMAXルータ「AtermWR3500」(価格を調べる)を使うと、iPhoneや携帯ゲーム機などでもモバイルデータ通信を便利に活用できるようになる。よりボヘーっとしたいならこちらの方法もおすすめだ。ちなみに御嶽駅の青梅・立川方面行き終電は23時21分(立川行き)、青梅駅の東京行き終電は22時43分となっている(2009年12月現在)。

 うーん、毎日でも来たい。筆者もはじめは「わざわざ行かネーよ(というか、行けないよ)」などと思っていたが、そんな人こそどこでも使えるVAIO Xとともに軽く現実逃避してみては……と思うのである。

 (続く)


Sony Style(ソニースタイル)

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