「価格破壊? いえ、当たり前の価格なのですが」──エイサーの野望 2010WMスマートフォンも投入か(2/2 ページ)

» 2010年01月27日 21時19分 公開
[岩城俊介,ITmedia]
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国内スマートフォン市場に参入か──2010年後半めど

photo Acer neoTouch F1

 NetbookやCULVノートPC、A4ノートPCを軸にした“モバイル”カテゴリに加える機器という位置付けで、3.5型ワイドのタッチパネル付きディスプレイとWindows Mobile 6.5を搭載するスマートフォン「Acer neoTouch F1」の市場投入を検討していることも明らかにした。投入は2010年後半を予定するという。

 Acer neoTouch F1は118.6(高さ)×63(幅)×12(厚さ)ミリ、重量約130グラムのボディにWindows Mobile 6.5 Professionalを搭載するスマートフォン。ワイドVGA(800×480ドット)表示に対応する3.8型ワイドの感圧式タッチパネルディスプレイ、5MピクセルのAFカメラ、GPS(A-GPS対応)、3G通信+無線LANなどの機能を実装し、FacebookやYouTube、Flicker、Googleマップなどとの連携機能を備える。なお、他国市場向けとしてはすでに発売済みだ。

 日本の携帯電話市場においては、原則として製造メーカーが通信キャリアが望む仕様にカスタマイズして納入し、“通信キャリアに認められた通信キャリアの端末”としてユーザーに販売する──という仕組みのため、国内市場の新規参入は難しいといわれる。もちろん「どこのキャリアか、価格帯は、仕様変更などもあるのか、SIMロックフリーか──などはまったく未定」(同社)としている。

 日本エイサーは国内市場向け事業のテーマを「すべての日本ユーザーに高性能な“モバイル”を。誰もが購入を検討できる低い価格帯で──」と述べている。AspireシリーズでノートPC市場の価格破壊を促した同社だけに、PC以外のカテゴリでも何らかの“ユーザーにうれしい”革命を巻き起こすのだろうか。今後の展開に期待したい。

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photophotophoto 2010年後半に日本投入を検討するWM6.5搭載スマートフォン「Acer neoTouch F1」


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