GeForce、1万円台の逆襲!――「GeForce GTS 450」搭載カードが登場古田雄介のアキバPickUp!(2/4 ページ)

» 2010年09月13日 15時00分 公開
[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]
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「OCZさんは諦めていなかったんですよ。うれしいですね」――PCI Express x4接続のSSDが浸透中

 先々週末、OCZのPCI Express x4接続型SSD「OCZSSDPX-1RVD」シリーズが登場し、先週末にかけて取り扱いショップが順調に増加していた。確認できたのは、120Gバイトの「OCZSSDPX-1RVD0120」と240Gバイトの「OCZSSDPX-1RVD0240」。価格は順に4万円前後と7万円前後で、在庫は少数だ。

 今回登場した2モデルはともにリード最大540Mバイト/秒、ライト最大480Mバイト/秒で、ブードドライブとして使える仕様となっている。入荷したTSUKUMO eX.は「PCI Express接続なのに120Gバイトモデルで約4万円という現実的な価格になっているのが、何よりの魅力です。昨年同種のカードが登場したときは非常に高価で売れ行きも……まあ、微妙な感じでしたが、技術的には可能性を秘めているのは確かです。OCZさんが諦めずに生産体制を整えてきたのがうれしいですよ」と喜んでいた。

 コメントのとおり、2009年5月にProFastからPCI Express x8接続のSSD「G-Monster PROMISE PCIe」が登場して話題を集めたものの、最上位の1Tバイトモデルが44万円前後したこともあり、市場に受け入れられずに姿を消している。少し遅れてOCZもPCI Express x4接続の「Z-DRIVE」シリーズを投入したが、こちらも起爆剤にはならなかった。そうした背景も、今回のお値ごろなモデルに期待する声を高めている。

OCZ「OCZSSDPX-1RVD0120」(写真=左)。2009年5月に登場したPhotoFast「G-Monster PROMISE PCIe」(写真=右)

 また、USB 3.0対応のUSBメモリでも、そうしたお値打ちモデルが注目を集めている。ADATAの「N005」シリーズで、価格は16Gバイトモデルが5000円前後、32Gバイトモデルが9000円弱、64Gバイトモデルが1万5000円前後と、USB 2.0対応の高付加価値タイプと同等程度の価格帯となっている。

 今年6月に登場しており、扱う店舗の増加に伴って徐々に人気を高めてきた。新規に取り扱いを始めたT-ZONE.PC DIY SHOPは「USB 3.0対応マザーを使う人も増えてきて、普及帯の製品がヒットする土壌が整いました。少し前だと、USB 3.0対応モデルといってもバリバリのコアユーザーしか買ってくれる人がいなかったわけで、メーカーとしても実験的な投入しかできなかったんです。それが普通の選択肢になったら、いきなり買いやすくなるわけですよ。今からUSB 3.0対応マシンを組むなら是非一緒に買ってほしいですね」と、お得ぶりをじっくり説明してくれた。

ADATA「N005」シリーズ

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