「これなら、たいていは安心・満足」──定番の高性能地デジノートPC「LaVie L」、使い勝手はいかに:実は日本で最も売れているノートPCの1台(3/3 ページ)

» 2010年10月07日 14時00分 公開
[太田百合子(撮影:矢野渉),ITmedia]
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明るく見やすい「スーパーシャインビューLED-EX2液晶」を搭載

photo 液晶ディスプレイのサイズは15.6型ワイドで、解像度は1366×768ドット。表面は光沢処理が施される

 液晶ディスプレイは、低消費電力、かつにじみなく明るいLEDバックライトを光源に用い、映像を色あざやかに表示する、15.6型ワイドの「スーパーシャインビューLED-EX2液晶」を採用する。解像度は1366×768ドットで、こちらはノートPCとしては標準的。“彩りの設定”機能で、Windows Media CenterやWinDVD for NECなど、動画コンテンツ視聴時の明るさやコントラスト、画質を好みに応じて設定することもできる。

 また、電源ボタンの横に「ECO」なるキーも付いている。ECOキーにより、ワンタッチで低消費電力設定のECOモードに切り替わり、消費電力を細かくチェックできる「ECOみえグラフ」とともにECOモードの省エネ効果を視覚的に確かめることができる。


photophotophoto 対応するアプリケーションで、設定した画質で楽しめる「彩り設定」が利用可能。明るさ、コントラスト、色相、彩度や、LEDランプのオン、オフなどを設定できる(画像=左)。ECOキーより、通常モード(デフォルト名はLavie)とECOモードの2つの電源設定をワンタッチで切り替えられる。「ECOモードの設定」より、それぞれの設定のパフォーマンスや省エネ効果を分かりやすく表示できる。ディスプレイの明るさや、ディスプレイをオフにするまでの時間といった、消費電力の節約につながる設定を好みに応じて変更することも可能だ(画像=中央)。ECOボタンの横には、「ソフト」「インターネット」「マイチョイス」と書かれたワンタッチ起動キーも並ぶ。ソフトキーはNEC独自のPC活用マニュアルツール「ソフト&サポートナビゲーター」が、インターネットキーはInternet Explorer(のスタートページ)が起動。マイチョイスキーは、よく使う好みのアプリケーションを起動するキーに割り当てられる(画像=右)
photophoto 消費電力の推移をリアルタイムに確認できる「ECOみえグラフ」を搭載。画面左上に表示されているのが現在使用している電源モードの省エネ効果。中央のグラフが今現在の消費電力だ。ECOモードをオンにした状態が緑色、オフにした状態が青色で示され、その効果がよく分かる

 NECの2010年秋冬モデルは、全モデルで「Luiリモートスクリーン」機能を搭載するのもポイントの1つ。Luiは2台以上のPCを所持するユーザー向けの機能で、“親機”(例えば自宅のメインの)PCを、“子機”(例えば、ほかの部屋や外出先で使うPC)から操作できるようにするもの。LaVie Lは親機にも子機にもなることができ、初・中級者でも容易にセットアップできるよう簡単設定ガイド・マニュアルツールも同梱されている。厳密には、サポート範囲はどちらもNEC製のWindows 7搭載モデル以上PCとなるが、試した範囲では、とりあえずどちらかがNECの2010年秋冬モデル(Luiリモートスクリーン機能搭載PC)で、親機とする場合はそれなりのPCスペックが必要、かつWindows 7搭載PCであれば、Luiの親機にも子機にもなれるようである。

 また、プリインストールされている「Corel Digital Studio for NEC」が進化し、映像だけでなく、ビデオカメラやデジタルカメラ内の写真の取り込みにも高度に対応した。映像機器をPCにつないだり、SDカードを挿入した際に起動する「ムービーフォトメニュー」から編集し、ディスク作成までのフローがアプリケーション1つでとてもシンプルになっている。LaVie Lの購買層は写真や動画の編集がPCでやってみたいことの筆頭にあげられるだけに、この進化はありがたいことだろう。

photophotophoto PCにメモリカードを入れると「ムービーフォトメニュー」が自動的に起動する。ここから何をしたいかを選択するだけなので、迷いなく操作できる(画像=左)。「Corel Digital Studio for NEC」で動画と写真、双方の取り込みが可能になったので、作業フローはかなりシンプルになった。まずCorel Digital Studioにデータ一式を取り込み、その後、必要であれば同じくプリインストールする「Paimt Shop Pro」などのフォトレタッチソフトを起動すればよい(画像=中央)。Corel Digital Studio単体でも、動画と写真の編集が可能。写真に効果やフレーム、スタンプなどが付けられるほか、明るさや彩度、シャープネスの調整など、やや本格的なレタッチも可能。おまかせの自動調整機能も備える(画像=右)
photo (参考)Core i5-460M搭載時のWindowsエクスペリエンスインデックスの結果。評価機は仕様決定前の試作機のため、CPUが店頭モデルに搭載するCore i3-370Mとは異なっていた。上位の「LL870/CS」やテレビレスモデル「LL750/CS」の参考値として考えていただきたい

「多くのユーザーのさまざまなニーズをひとおおりカバーする」ノートPC

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 リビングルームは大型テレビとレコーダー。でもプライベートルームはWebサイトやメール、ゲーム、テレビの視聴や録画・再生、写真・動画の整理や編集、時には仕事や勉強など、さまざまなことをスマートに1つにまとめられれば、そうしたい。そんな需要はやはり多い。

 もっとも、本体サイズはそれなりに大きいのでモバイル利用は向かず、PC性能もプラットフォームは最新だが最速ではなく、CPU統合グラフィックスを用いるために高度な3Dゲームやグラフィック用途においては他機種に譲る点はある。ただ、そこまでの性能は望まないユーザーがほとんどだ(ちなみに、62GバイトのSSD+8Gバイトのメインメモリ仕様の店頭注文型モデル“プラスセレクション”や、Core i7+大容量HDD構成など、仕様をカスタマイズできる“NEC Direct”のWeb直販モデルで、より高性能な仕様にできる方法もある)。

 この点で、やはりLaVie Lは「多くのユーザーのさまざまなニーズをひとおおりカバーする」実力を持つ、正統派のオールインワンノートPCだ。PCにこだわりを持つ層にとっては、自分用でするのもいいが、“ほぼ全部入り”の仕様とNECの優れたサポート体制を考え、奥さんや子ども、離れて暮らす両親へ──など、家族用PCとして導入するのにも適しているといえる。



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