写真と動画で見る「LifeTouch W」

» 2011年02月15日 17時21分 公開
[岩城俊介,ITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

未発表の2画面ブックスタイル「LifeTouch W」も展示

 「LifeTouch NOTE」の発表会会場には、未発表の2画面型Androidデバイス「LifeTouch W」も参考展示されていた。

 LifeTouch Wは、7型ワイドの感圧式タッチパネル付きディスプレイを左右に2枚配置し、本のように横開きに構えるスタイルを基本とするデザインが特徴。重量は500グラム程度と、立ったまま手にしても苦にならない小型軽量のボディを実現する。発売時期は未定ながら、“基本的な設計はほぼ済んでいる”とし「詳細やソフトウェア、サービス部分をよりチューニングする」段階だという。

photophotophoto 7型ワイドの感圧タッチパネル付きディスプレイを2つ搭載する「LifeTouch W」。かなり軽量だ

動画で見る「LifeTouch W」
(再生できない場合はこちらから)

 こちらは本体のデザインが示すとおり、電子書籍やWeb・メールチェックを中心とするビュワーとしてのニーズに比重が置かれ、例えば2画面に渡る全画面表示、片側に1P全体表示/もう片方に拡大表示、片側にブラウザのインデックスページ/もう片方にそのサイト内の1ページを別ウィンドウで表示、片側に通常の画面/もう片方にソフトウェアキーボードを表示してノートPC風に利用、2つのディスプレイを生かした機能とともに、スタイラスペンによる手書きメモ、EPUBやPDF表示が可能な電子書籍ビュワーもきちんと用意するようだ。

 ちなみにCPUは初代LifeTouch(NECビッグローブのSmartia採用機)と同じもの(Cortex-A8)とのことで、全体的なパフォーマンスはLifeTouch NOTEを下回るが、その分低消費電力とバッテリー動作時間、本体デザイン(薄さ)や重量(軽さ)のメリットを訴求しつつ、このユーザーニーズに合致する利用シーンを今後提案したいという。

photophotophoto 横に開いて使う。電子書籍の表示は特に相性がよさそうである
photophotophoto ブラウザなども、2画面続き/上下の画面で異なるサイトを表示(2つブラウザを起動する感覚)/上画面にWebサイト、下画面にソフトウェアキーボードといった2画面を生かした表示スタイルをいくつか用意する

動画で見る「LifeTouch W」の電子書籍ビュワー
(再生できない場合はこちらから)



Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年04月19日 更新
  1. バッファロー製Wi-Fiルーターに脆弱性 対象機種は今すぐファームウェア更新を (2024年04月17日)
  2. ノートPCに外付けキーボードを“載せて”使える「タイプスティックス/打ち箸」に新色 (2024年04月18日)
  3. さらなる高速化を実現! PCI Express 5.0接続SSDの新モデル「Crucial T705」を試して分かったこと (2024年04月18日)
  4. ついに8K対応した「Insta360 X4」の画質をX3と1インチ360度版で比較 今買うべき全天球カメラだと確信した (2024年04月16日)
  5. SwitchBotのミニプラグに不具合 「断続的にオン/オフを繰り返す、異音」などで該当製品の交換を呼びかけ (2024年04月17日)
  6. アイロボットが4万円切りの「水拭き対応ロボット掃除機」を投入 “一家に1台”を目指す (2024年04月17日)
  7. 無線LANルーター「Aterm」シリーズの一部に複数の脆弱性 設定変更や買い替えをアナウンス (2024年04月11日)
  8. 「JBL GO 4」でBluetoothスピーカーデビュー! 累計出荷台数5700万台を突破した人気製品の最新モデルを試す (2024年04月17日)
  9. あなたのPCのWindows 10/11の「ライセンス」はどうなっている? 調べる方法をチェック! (2023年10月20日)
  10. NVIDIA、Ampereアーキテクチャを採用したシングルスロット設計のデスクトップ向けGPU「NVIDIA RTX A400/A1000」を発表 (2024年04月17日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー