拡張カード類で目立っていたのは、オンキヨーのサウンドカード「WAVIO SE-300PCIE」だ。価格は3万5000円弱。PCI-Express x1接続のサウンドカードで、2008年4月に登場した「WAVIO SE-200PCI LTD」以来の同社製ハイエンドカードとなる。
独自設計で高級オーディオに匹敵するアナログ回路を実現しており、SN比は120デシベル。加えて、今モデルからオーディオプロセッサーにクリエイティブ製の「20K2 X-Fi」を採用しているのも特徴だ。
パソコンショップ・アークは「オンキヨー製サウンドカードはオーディオ環境にこだわるユーザーに定評があります。そこに『Sound Blaster』シリーズで有名なクリエイティブ製チップが乗ったことで、ゲーミング環境でも強さを発揮するようになりました。アナログでもデジタルでも最強のサウンドを実現するということで、価格だけの価値はあると思いますね」と評価する。
最後は液晶ディスプレイ。LG電子の23型ワイド液晶「D2342P-PN」で、価格は3万円弱だ。3D表示に対応するモデルながら、これまで多かったアクティブシャッター方式とは異なり、偏光方式を採用しているのが特徴だ。NVIDIA 3D Visionの方式とは異なるが、3Dメガネに通電する必要がないため、専用メガネを軽くできる。なお、3D表示させる場合はHDMIで入力する必要がある。
入荷したツートップ秋葉原本店は「最近は2D映像を3Dに変換する技術も発達していますし、偏光方式で立体視が楽しめる環境はそろってきたかなと思います。何よりメガネが軽いので、長時間かけていても疲れにくいのがいいですよね。すでに多くのお客さんに売れていますよ」と話していた。
なお、5月後半には三菱電機の偏光3D液晶ディスプレイ「Diamondcrysta WIDE RDT233WX-3D」も登場する予定だ。ツートップ秋葉原本店には、すでにデモ機が並んでいた。
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