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» 2011年12月19日 16時08分 公開

「楽観できないけど、がんばる」――際どい答えがガンガン出てきた「2011 AKIBA PC-DIY EXPO 冬の陣」古田雄介のアキバPickUp!(2/3 ページ)

[古田雄介(ぜせ),ITmedia]

マザーはX79、グラフィックスはミドルレンジのバリエーションに期待

偏光方式で立体視するLG電子の「CINEMA 3Dモニター」シリーズ

 そのほかのPCパーツ関連のブースをみると、ボードベンダーはX79マザーを中心にしたデモと展示品を用意しており、液晶ディスプレイメーカーを中心に3Dソリューションをプッシュする流れもみられた。

 軽量メガネや裸眼で立体視できるディスプレイをアピールしていたLG電子は「立体視の条件が下がっていることで、関心を寄せてくれる方が増えた印象があります。裸眼立体視はまだモノが高いので普及は厳しいですが、まずは偏光方式のディスプレイを訴求していければと思っています」と話していた。

 マザーベンダーもハイエンド市場に期待をかけている。MSIは「やはり年末年始はX79マザーをガンガン売っていきたいです。CPUの弾数も多少は回復しましたしね。よりハイスペックなマシンがほしくなるソリューションが出てくれば、または出していければと考えています」と淡々と話していた。

ASUSTeKのブース。週末に登場した「RAMPAGE IV FOMULA」などのX79マザーが並ぶ(写真=左)。MSIブースでも、来年登場予定の「Big Bang-XPower II」を中心に、X79マザーが目立っていた(写真=中央)。ASRockのセッション。先週末に登場した「X79 Extreme9」をアピールしていた(写真=右)

 逆にグラフィックスカードは、ミドルレンジクラスに個性的なモデルが集まっていた。ELSAのブースでは、先週末に登場した1段占有のスリムなGeForce GTX 550 Tiカード「GLADIAC GTX 550 Ti SP」のほか、全長17センチのショート基板を使った、未発表のGeForce GTX 560 Tiのオーバークロックモデルも展示。スタッフは「同じチップを載せていても、ウチでしかできない工夫で勝負していきたいと思っています」と話しており、今後も独自にコンパクトな基板を使ったグラフィックスカードを展開していくと示唆していた。

 また、Sapphireのブースでは、フルHDの3画面出力デモでRadeon HD 6450カード「Radeon HD 6450 flex edition」が注目を集めていた。年内登場する予定のカードで、ファンレスかつロープロファイルのデザインながら、1枚だけで3画面出力できるのが特徴だ。代理店スタッフは「ゲーム性能はそれほどいらないけど、マルチディスプレイが構築したい、という人にうってつけのカードだと思います。最近は液晶が安いですし、ディスプレイを拡張するという動きが強くなればうれしいですね」と話していた。

ELSAのGeForce GTX 560 Tiをオーバークロックした未発表カード(写真=左)。Sapphireブースで注目を集めていた「Radeon HD 6450 flex edition」(写真=中央/右)

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