レビュー
» 2012年04月05日 09時30分 公開

女子大生が「XPS 13 Ultrabook」の見た目と中身を厳しくチェックかっこ悪いPCはいりません(3/4 ページ)

[相川夏海(撮影:矢野渉),ITmedia]

高速なSSDが体感速度に直結

 モバイルシーンでなくとも重要なのは体感速度だ。今回用いた評価機は、Core i5-2467M、4GバイトのDDR3-1333MHz、128GバイトのSSD、Intel HD Graphics 3000、そして、64ビット版Windows 7 Ultimate(SP1)という構成だった。ベンチマークテストは、PCMark 7、PCMark Vantage、3DMark Vantage、3DMark06、CINEBENCH R11.5、CINEBENCH R10、CrystalDiskMark 3.0.1で行った。

ベンチマークテスト項目 XPS13
PCMark7 PCMarks 3437
lightweight 3691
productivity 2843
creativity 6779
entertainment 2559
computation 9064
system_storage 5104
PCMarkVantage PCMarks 9746
memories 5945
TV and Movies 3960
Gaming 8449
Music 12049
Communications 9685
Productivity 12108
HDD 39905
CrystalDiskMark3.0 1000M read:Seq 445
read:512K 300.8
read:4K 19.19
read:4K QD32 270.1
write:Seq 259.4
write:512K 240.8
write:4K 40.86
write:4K QD32 101.1
CINEBENCH R11.5 OpenGL 9.81
CPU Multi 1.92
CPU Single 0.87
CINEBENCH R10 CPU Single 3532
CPU Multi 7186
3DMarkVantage Entry 7784
Professional 1687
3DMark06 3DMarks 4160
CPU 2408

 ベンチマークテストの結果は、XPS 13 Ultrabookのみを掲載しているが、同じくUltrabookを冠するノートPCと大きな差はない。ただし、グラフィックス性能はやや低めで、誤差ではなく明らかな差が生じている。

 グラフィックス以外のベンチマークテストのスコアはおおむね良好だ。グラフィックス機能にIntel HD Graphics 3000を採用しているため、ブラウザゲームなどから軽めのオンラインゲームタイトルまで快適に動作する範囲だ。なお、放熱対策が前提になるが、DirectX 9で動作するゲームで、かつ、CPUに重きをおくオンラインゲームタイトルであれば、描画設定を低くした状態でストレスなく動作している。

 注目すべきは、SSDの性能だ。Samsung製のPM830 mSATA、128Gバイトモデルを搭載している。CrystalDiskMark 3.0.1での計測結果は、下記の通り、極めて良好だ。「起動時間約10秒」を裏付ける結果といっていい。特にOSの動作に直結するRead関連のテスト結果が高く、プロ向けのクリエイティブ系アプリケーションの起動もスムーズだ。CPUの性能が高いこともあって、ファイルサイズの大きいデータの展開もデスクトップPCと大差なかった。

 なお、テスト時の動作音は問題ないレベルだった。静かな部屋にいるときは多少気になるが、カフェなど、周囲で人の話し声がするときはそれほど気にならない。

Webサイトを見たり、文章作成だけという場合は、5〜10分に1回、2〜3分ほどファンの回る音が聞こえるが、その音も小さく、すぐに止むので、使っていて耳障りに感じることはなかった。

 ボディの発熱については、使用して20〜30分で数字キーの「6」「7」を中心に熱を持つ。底面には排熱用のスリットを設けている。ゴム製の脚が付いていて空間が設けられるため、熱が逃げやすくなっているので、放熱性能は問題ないが、バックライト機能が便利だからといって、布団に潜って使用したりしていると、熱がうまく逃げずにPCが落ちてしまうこともあった。なにぶんにも熱対策は意識しておいたほうがいい。

底面には排熱用のスロットを設けている。底面のゴム足で底面と設置面に空間を設けて空気の流れを確保しているが、ここをふさぐような状況で使うと内部に熱がたまってしまうので避けたい(写真=左)。底面カバーを外してボディ内部にアクセスできなくはないが、メモリスロットにはまだ到達できない。当然、この状態でサポートは無効になる。クーラーファンによるエアフローとボディによる放熱でボディ内部の冷却を効率よく行う(写真=右)

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