直径18センチのファンレスCPUクーラー、再び古田雄介のアキバPickUp!(1/4 ページ)

» 2012年08月06日 12時00分 公開
[古田雄介(ぜせ)&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]
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「チャレンジャーなモデルだな、と」。NOFANのファンレスクーラー「CR-95C」の新色2モデル

ZOTAC「GeForce GT 640 ZONE Edition」

 夏場はPCパーツの発熱からくるトラブルに悩まされることが多い。このため、強力な冷却性能を持つモデルが売れやすいが、逆のコンセプトといえるファンレス仕様の新製品が多数入荷されていた。

 グラフィックスカードでは、ZOTACからGeForce GT 640初のファンレスカード「GeForce GT 640 ZONE Edition」が登場。1万4000円前後で複数のショップに並んでいた。標準仕様のチップと2GバイトのDDR3メモリを積んでおり、大型フィンで構成したクーラーにより2段スロットを占有する。TSUKUMO eX.は「Kepler世代のGPUでは初のファンレスカードになります。ゲーム中の騒音を一切排除したいというこだわり派の人に注目してほしいですね」と話していた。

 さらに、TDP 95ワットまでのCPUに使える、直径18センチの巨大ファンレスクーラー「CR-95C」の新色も出回っている。フィンを銅色で塗装した「Copper」と、黒系塗料をかぶせて仕上げた「Black Pearl」で、価格は順に9000円弱と1万1000円弱となる。対応ソケットはLGA 1155/1156/775とSocket AM3+/AM2+/FM1。

※記事初出時、「Copper」について『銅製フィンの素材色そのままの』と記述しておりましたが、正しくは塗装になります。おわびして訂正いたします。

Nofan「CR-95C Copper」と「CR-95C Black Pearl」

 オリジナルのCR-95Cは、Nofanから今年2月に登場。椀状に広がる直径18センチのフィンが注目を集めた。さらに、その半年前……つまり現在から1年前には、CR-95Cのベースとなった直径22.2センチのCPUクーラー「CR-132」を搭載したATXケースキット「A43/A40」が複数のショップが入荷しており、メインマシンの性能でファンレスを目指せる選択肢として話題を呼んでいる。

 その歴史から、今回の新モデルも「『ああ、あの……』と、懐かしい目で見る人が多い気がします」(TSUKUMO eX.)という。ただし、これまでの系譜と同じく、注目度に比して売れ行きはいまひとつという声が多かった。

 あるショップは「直径18センチなら何とかグラフィックスカードも挿せますが、CPUとGPUの熱を無風で処理するのは相当厳しいので、ケース内のエアフローはある程度考えないとダメでしょう。まあ、夏場にファンレスを目指す人はそうはいませんが、この時期に安定動作するなら通年いけるというところはありますから。お盆休みにちょっと難易度の高い自作にチャレンジしたいという人には、魅力的なクーラーだと思います」と、視点を切り替えつつプッシュしていた。

2012年2月に登場した「CR-95C」。価格は1万円弱だったが、現在は入手困難だ(写真=左)。2011年8月に登場した、ファンレスATXケースキットNofan「A43」。当時の価格は4万円前後だった(写真=中央/右)

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