Surface RTを英語環境でセットアップしても、言語パックの追加で日本語化が可能だ。デスクトップ画面でコントロールパネルを起動し、「Add a Language」を選択、さらに日本語を選ぶと「言語パック」をダウンロードするリンクが出現する。ダウンロードして導入すると、システムの日本語化や日本語IMEの導入が可能になる。
ただし、現在、このダウンロードリンクの動作が不安定で、初めて日本語化を行ったときは、言語パックをダウンロードするためのリンクが出現しなかった。試行錯誤してみたところ、Microsoft Updateや各種設定変更を行う前に言語パックをダウンロードして日本語化を行うのがいいようだ。Windows 8とWindows RTでは、システムを初期状態に戻して元の設定に復帰するのが簡単にできるので、試行錯誤の手間があまりかからないのが幸いしたといえる。


日本での発売予定がないSurface RTを日本語環境にしてみる。デスクトップでコントロールパネルを開きて言語の追加を選択し(写真=左)、一覧から「日本語」を選ぶと(写真=中央)、言語パック追加のためのリンクが出現するので(写真=右)、オンラインでダウンロードする日本語化によりシステムメニューなどが日本語表示になるが、アップデートやシステム関連のメッセージで、ところどころ英語表示に切り替わることがあるなど、完全な日本語化ではないことに注意したい。また、日本語化によりアップデートの数やファイルのダウンロード容量が増える傾向にあり、例えば、Officeのアップデートファイルは、英語状態だと580Mバイトなのが、日本語ではなんと780Mバイトに達する。これは、ほかのアップデートファイルでも同様で、データ通信回線の容量圧迫に気を付けたほうがよさそうだ。

ダウンロードができたら言語の優先順位で日本語をトップにして再起動すると(写真=左)。日本語メニューとなる。ただし、システム起動時や各種アップデートの最中など、英語メッセージがところどころ出現する(写真=右)
日本語化を行うと、さらに多くのアップデートが追加で発生する(写真=左)。Officeに至っては、すでにダウンロードした580Mバイトに追加が発生して、ダウンロード容量が780Mバイトにまで跳ね上がる。日本語を使うユーザーはデータストレージの残り容量の管理に一苦労するだろう(写真=右)
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