日本マイクロソフトが、東京都内の数カ所でSurfaceの屋外広告(ティーザー広告)を掲示している。銀座の松屋銀座、渋谷のQFRONTの壁面などに掲示しており、デジタルサイネージを使った広告も展開している。早速、ティーザー広告を見てきた。
渋谷センター街の入り口に立つ、渋谷QFRONTのビル全体に広告を掲示されている。中央と左右の3面それぞれにSurfaceのイメージをそろえていた。目に入りやすい場所にあるため、信号待ちの間に広告を目にする人が多く、スマートフォンで写真を撮っている人もいた。
広告には、Surface本体とキーボード一体型カバーのイメージが上下に描かれており、タブレットの画面部分に“Surface”、タブレットの下にキャッチフレーズの“ハマる、タブレット。”と書かれている。


渋谷QFRONTに掲示している広告。ビル全体を使っている。開けた場所であるため、広告が目に入りやすい(写真=左)。中央は青のキーボード、左側は白のキーボード(写真=中央)、右側は黒のキーボードとなっている(写真=右)東京・銀座にあるデパート「松屋銀座」の壁面にも屋外広告が掲示された。アップルストア銀座と広告が向かいあう形になっており、それとなくアップルのiPadを意識していることもうかがえる。
渋谷と同様に3色のSurfaceが並んでおり、サイズもかなり大きいが、周りがビルに囲まれた狭い空間であるため、意識して上を見上げないと広告が目に入ってこないところは惜しい。通行人やアップルストア銀座から出てきた数人に聞いてみたが、残念ながらSurfaceの広告に気付いている人は少なかった。
Surfaceの屋外広告があるのは東京都内だけではない。JR横浜駅の構内では、デジタルサイネージの広告を展開していた。広告が表示されるのはおよそ3分に1回で、時間は約15秒。日本マイクロソフトは「今後、広告を展開する場所を増やす」としており、都内以外で屋外広告を出す可能性もあるという。
ではこのSurface、いつ登場するのだろうか。日本マイクロソフトは「ティーザー広告に書かれている情報以外は発表できない」としているが、日本マイクロソフトのWebページにはティーザーサイトも登場し、「ハマる、タブレット。詳細は近日発表予定。Surface (サーフェス) はマイクロソフトが提供する、進化したタブレットです。」と説明している。
Surfaceは、Microsoftが開発したタブレット。ARMを搭載するWindows RT対応版と、第3世代Coreプロセッサー・ファミリーを採用するWindows 8 Pro版の2種類を用意する。2012年10月26日のWindows 8発売に合わせて、「Surface with Windows RT」を、2013年2月9日には「Surface with Windows 8 Pro」が米国などいくつかの国でそれぞれ発売されたが、日本市場への投入は見送られていた。
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