“3日以上使える”大画面、3辺狭額縁の5.4型IGZOスマホ――「AQUOS ZETA SH-04F」VoLTEは6月に対応

» 2014年05月14日 11時15分 公開
[村上万純,ITmedia]

 NTTドコモは5月14日、シャープのAndroidスマートフォン「AQUOS ZETA SH-04F」を2014年夏モデルとして発表した。シャープ端末ではおなじみとなりつつある3辺狭額縁技術「EDGEST」により、5.4型(1080×1920ピクセル)ディスプレイは約81%の画面占有率を実現した。発売は5月23日を予定している。

photo 「AQUOS ZETA SH-04F」

 端末側面に角度を付け、持ちやすく滑りにくい「ヘキサグリップシェイプ」と呼ばれる形状を採用した。ボリュームキーは押しやすさを重視した物理キーを右側面に搭載し、背面のメインカメラには指紋が付きにくいレンズカバーを採用している。

photo カラーバリエーションは、Orange、Black、Whiteの3色

 容量3300mAhのバッテリーと省電力設計の「IGZO」ディスプレイにより、充電なしでも“3日以上”駆動するという。バックライトには赤や緑の発色をより鮮明にする「PureLED(ピュアレッド)」を採用。PureLEDに合わせた新開発のカラーフィルターにより、自然な色合いに色調を整える。

 有効画素数1310万の裏面照射型CMOSセンサーとF1.9の明るいレンズを搭載したメインカメラは、人物はフォトライトオン、背景はフォトライトオフで撮影して画像を合成する「NightCatch II」により、夜の撮影に強くなった。シャッターを押し続けるだけで連続撮影ができる「押しっぱなし連写」や4K(3840×2160ピクセル)サイズの動画撮影、上下左右360度のパノラマ撮影ができる「全天球撮影」、カメラでかざした文字を指でなぞって検索する「検索ファインダー」、かざした英語を日本語に翻訳する「翻訳ファインダー」など、撮影機能も充実している。

 端末下部を握って操作するユーザーインタフェース「グリップマジック」は、着信があった際に端末を握るまで相手の名前や写真を表示させない「着信時簡易シークレット」や、不在着信や新着メッセージをバイブレーションで通知する機能などを追加した。片手でも快適に操作できるよう、画面サイズを縮小する「ワンハンドアシスト」機能も搭載している。

 IPX5/IPX7相当の防水、フルセグの録画やデータ放送への対応、おサイフケータイ、NFC、赤外線通信などの機能も搭載する。LTE通信網を使った新しい音声通話サービス「VoLTE」には、6月に対応する予定。

「AQUOS ZETA SH-04F」の主な仕様
機種名 AQUOS ZETA SH-04F
メーカー シャープ
OS Android 4.4
プロセッサ Qualcomm Snapdragon MSM8974AB/2.3GHzクアッドコア
メインメモリ 2Gバイト
ストレージ 32Gバイト
外部メモリ microSDXC(最大128Gバイト)
ディスプレイ 約5.4型フルHD IGZO液晶
解像度 1080×1920ピクセル
連続通話時間 未定(LTE)、約1380分(3G)、約1070分(GSM)
連続待受時間 約770時間(LTE)、約900時間(3G)、約750時間(GSM)
バッテリー容量 3300mAh(取り外し不可)
メインカメラ 有効約1310万画素CMOS
インカメラ 有効約210万画素CMOS
ボディカラー Orange、Black、White
サイズ 約74(幅)×140(高さ)×9.3(奥行き)ミリ
重量 約154グラム
発売日予定日 2014年5月23日

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