「らくらくスマートフォン3 F-06F」は、“らくらく”の名を冠したAndroidスマートフォンとしては3世代目にあたる、シニア層をターゲットにしたスマートフォンだ。デザインは、グラフィックデザイナーの原研哉氏が担当。本体色をより洗練された色合いに変更したほか、本体色と画面色を統一し、使いやすさを追求した。
ディスプレイはHD解像度(1280×720ピクセル)の4.5型有機ELを採用。前モデル「らくらくスマートフォン2 F-08E」から若干ボディサイズが大きくなっているが、丸味を帯びた手になじむデザインは継承している。ボタンのように押した感触がある「らくらくタッチパネル」も引き続き搭載する。相手の声が聞き取りやすい「スーパーはっきりボイス4」も備えた。
プロセッサはQualcommの1.2GHzクアッドコア「MSM8926」で、下り最大150MbpsのXiに対応するなど、スマートフォンとしての性能は高い。有効約810万画素のCMOSカメラは、手ブレしやすい環境での撮影をサポートする機能や、カメラ任せで簡単に写真が撮れる機能なども備える。簡単にプリントできるアプリも用意している。
ボディは防水・防塵(じん)対応で、おサイフケータイやワンセグもサポート。OSは最新のAndroid 4.4となっている。Googleアカウントには非対応で、Google Playから新たにアプリをインストールすることはできないが、dマーケットなどドコモの各種スマートフォン向けサービスには対応した。
トップ画面には、家族からのメッセージ付き写真が自動で表示される「ファミリーページ」や、最大9件まで登録できるワンタッチダイヤルを用意。そのほかの機能も分かりやすいアイコンからアクセスできる。高性能な日本語入力システム「Super ATOK ULTIAS」も搭載する。スマートフォンの利用状況を離れた家族などに伝える「つながりほっとサポート」も無料で利用可能だ。
| 機種名 | らくらくスマートフォン3 F-06F |
|---|---|
| メーカー | 富士通 |
| OS | Android 4.4 |
| プロセッサ | Qualcomm Snapdragon MSM8926/1.2GHzクアッドコア |
| メインメモリ | 2Gバイト |
| ストレージ | 8Gバイト |
| 外部メモリ | microSDXC(最大64Gバイト) |
| ディスプレイ | 約4.5型HD有機EL |
| 解像度 | 720×1280ピクセル |
| 連続通話時間 | 未定 |
| 連続待受時間 | 未定 |
| バッテリー容量 | 2100mAh(取り外し不可) |
| メインカメラ | 有効約810万画素CMOS |
| インカメラ | 有効約130万画素CMOS |
| ボディカラー | レッド、ホワイト、ブラック |
| サイズ | 約67(幅)×137(高さ)×9.9(奥行き)ミリ |
| 重量 | 約135グラム |
| 発売日予定日 | 2014年8月 |
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