アップルは5月20日、Mac mini、iMac、Mac Proの価格改定を実施しました。為替の影響とみられています。販売価格と値上げ幅は以下のとおり(すべて税別)。
Mac Mini | ||
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モデル | 価格 | 値上げ幅 |
1.4GHzモデル | 5万8800円 | 6000円 |
2.6GHzモデル | 8万2800円 | 8000円 |
2.8GHzモデル | 11万8800円 | 1万2000円 |
iMac | ||
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モデル | 価格 | 値上げ幅 |
21.5インチ/1.4GHzモデル | 12万6800円 | 1万円 |
21.5インチ/2.7GHzモデル | 14万8800円 | 1万円 |
21.5インチ/2.9GHzモデル | 17万2800円 | 1万4000円 |
27インチ/3.2GHzモデル | 20万8800円 | 1万4000円 |
Mac Pro | ||
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モデル | 価格 | 値上げ幅 |
クアッドコアモデル | 34万8800円 | 4万円 |
6コアモデル | 46万8800円 | 5万円 |
2014年10月に発表されたMac miniシリーズがもう値上げとは驚きです。一方、同時発表された27インチiMac Retina 5Kディスプレイモデルは、1ドル=約112円で算出された25万8800円の据え置き価格のままでした。
5月19日に販売開始した同機種のエントリーモデルは、1ドル=約119円の計算なので、27インチiMac Retina 5Kディスプレイモデルのほうがお得と言えます。次はいつ価格改定されるか分からないので、狙っている人は今が買い時かもしれません。
しかし計算してみると、為替レート的にもっとお得な製品を見つけました。
その前に、この半年でどんな製品がいつごろ価格改定されたかを振り返ってみましょう。過去のニュースを見ればお得な製品を突き止めるヒントがあります。ちなみに為替の影響を受けていない価格調整(米での販売価格変更など)は除外しています。
3月にはほかにも15型Macbook ProやAir Macシリーズ、Lightningケーブルなど純正アクセサリの価格改定があり、値上げラッシュの月となりました。また、「MacBook Air」シリーズはモデルチェンジの際に値上げがありました。
以前から販売されている人気シリーズで、実はこの中に値上げのニュースが出てきていないアップル製品があるのですが、気づきましたか? そうですiPadです。
米オンラインストアの価格と比較すると、iPadシリーズの多くは1ドル107円〜108円のレートのままでした。アップルの主力商品であるiPhoneは早々に円安を反映する一方、売上が縮小傾向にあるiPadはお値段据え置きなんですね。
現在の円相場は1ドル120円台(5月22日現在)なので、いつ値上がりしてもおかしくない価格設定です。これ以上の売上減を避けるために値上げはしない可能性もありますが、結局のところ価格はアップルのみぞ知る。iPadが欲しい人は早くしろっ!! 間にあわなくなってもしらんぞーーっ!!
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