ベンチマークテストの結果から、数字上はおおむね想定通りの性能を発揮していることが分かった。Bay Trail世代のAtom搭載タブレットでもかなり実用レベルで使えるとの声は多いが、Cherry Trail世代のSurface 3はそこから確実にスペックアップを遂げたと言える。
実際にSurface 3を数日使ってみたところ、さすがにSurface Pro 3ほど高速ではないが、Windows 8.1の基本操作をはじめ、Webブラウズやストリーミングの動画再生、Officeでドキュメント作成といったライトな使い方ならば、レスポンスの遅さは感じなかった。Atomということで性能が気になる方も、店頭で実機に触れることで、かなり不安を解消できるのではないだろうか。
Coreプロセッサ搭載のSurface Pro 3は「モバイルノートPCの代替をメインに、タブレット的な利用までカバーできる製品」と言えるが、Atomプロセッサ搭載のSurface 3は「タブレットの代替をメインに、モバイルノートPC的な利用までカバーできる製品」というように、CPUプラットフォームの違いから、主従関係が逆転している印象を受けた。
同じ2in1デバイスであっても、タブレットとノートPCのどちらの用途に比重を置くかで、おのずと選択すべき製品が見えてくるだろう。
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