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13.3型“世界最小”ノート「XPS 13」でモバイルワークを快適化してみたカフェで重宝する1台(2/2 ページ)

» 2015年08月28日 15時30分 公開
[鈴木雅暢ITmedia]
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カフェで使って分かったXPS 13のモバイルワーク適性

 外観のチェックが済んだところで、早速XPS 13を持ち出して外出先のカフェで使ってみた。やはり実感するのはフットプリントの小ささだ。カフェによくある小さな丸テーブルでも、ノートPCとトレイを縦に並べれば余裕で収まる。トレイも横向きにして横に並べると少しはみ出すものの、Webを見ながらパイを食べるくらいなら余裕だった。

XPS 13 カフェによくある小さな丸テーブルでも、フットプリントの小ささは実感できる。余裕をもってトレイが置いて作業できる

 また、キーボードの意外なよさにも気付く。11型クラス並のフットプリントでありながら、キーピッチは主要キーで約19ミリを確保しており、窮屈さがない。キーボード下の剛性が高いため、たわむようなことはないし、スイッチの感触も反発が少なく、浅めのキーストローク(1.3ミリ程度)に慣れさえすれば、長文を入力しても疲れない。

 何よりタイプ音が静かだ。店内が静かな場合、すぐ隣にいる方には入力音が聞こえてしまうかもしれないが、それ以外ならばまず聞こえそうもない。これなら、ノートPCを店内でいじっていてうるさくないだろうか、と心配せずに済む。

XPS 13 キーボードはタッチの感触が良好で、タイプ音が静かだ。これなら店内でも目立たないだろう

 モバイルワーカーとしては、できるだけ存在感を感じさせず、できるだけ他の客に迷惑をかけないよう静かに居続けることが理想だ。XPS 13は奥行きが短いので、開いたトップカバーが必要以上に存在感を主張することがないし、入力に集中できるしっかりとしたクオリティのキーボードを備えつつ、タイプ音も静かだ。モバイルワークの適性が非常に高いモバイルノートPCと言える。


 次回はまた別の場所に持ち出して、液晶ディスプレイの印象やバッテリー駆動時間などをチェックしたいと思う。


デル株式会社 デル株式会社

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