高性能で超静音! 北欧デザインが美しい――オトナのためのぜいたくなPC「Premium-Line」徹底レビューサイコムの白いヤツ(6/6 ページ)

» 2015年09月30日 20時00分 公開
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Premium-Lineこうして生まれた――製品企画担当者インタビュー

 性能、機能、デザイン――すべてがプレミアムの「Premium-Line」はどのようにして生まれたのか。製品企画を担当したサイコムの山田氏に話を聞いた(聞き手:編集部)。

サイコムでプロダクトマネージャーを務める山田正太郎氏

 サイコムは、自作ユーザーをうならせるツボを押さえたシステム構成と豊富なBTOで定評があるが、デュアル水冷を採用したゲーミングPCに代表されるように、これまではエンスージアスト向けのハイエンドPCを手がけるメーカーという印象が強い。

 しかし今回登場した「Premium-Line」はどちらかといえば“オトナ”のPC。性能や品質はもちろん申し分ないが、パフォーマンスを誇示する外観ではなく、落ち着いた雰囲気のたたずまいが目を引く。また、標準の2年保証に加えて、無償オーバーホールサービスや、将来的なパーツごとのアップグレードにも対応するなど独自の手厚いサポートも特徴だ。

 「単なる消耗品ではない、長く使ってもらえるPCを作りたかった」――山田氏はPremium-Lineに込めた思いをそう説明する。

 「現在のPCライフサイクルは、1年2年で乗り換えていたころと比べて、非常に長くなっています。一度PCを購入すると5年使うという人もめずらしくないかもしれません。それなら最初から長く使うことを前提としてPCを作るべきだという思いがありました」と山田氏。

 「もちろんそれには当然品質が問われますし、メーカーとして売るだけではなく、購入して頂いた“後”のことが重要になってきます。ですので、Premium-Lineでは標準保証を2年と、通常よりも長く設定しています。また、これまでにもユーザー様から『グラフィックスカードをアップグレードしたい』というご要望を頂いていたのですが、Premium-Lineではサイコムで初めて、センドバックによるアップグレードに対応しました。今使用しているパーツを下取りした差額で最新のGPUに変更できますし、サポート保証内であればサポートは当然継続されるので、自己責任でパーツを換装するよりも安心感があります」。

 その“長く使えるPC”を構想していたとき出会ったのが北欧PCパーツメーカー「Fractal Design」だったという。

Fractal Designの全面協力のもと、山田氏が構想していたPremium-Lineが実現したという

 「もともとサイコムでは、コルセアとコラボしたゲーミングPCなど、メーカーコラボPCは手がけていたました。そんな中、弊社のHydroシリーズで採用しているFractal Designがこうした取り組みを高く評価していたらしく、同社の社長が来日したときにわざわざ会いに来て、パーツ単位ではなくシステム全体としてエンドユーザーに訴求していきたいという話を聞いて。こちらとしても、Fractal Designの、実直と言いますか、例えばラジエータは全部銅製で持ったときに明らかに重い、そしてよく冷える、みたいな品質に対するこだわりは知っていたので、それまで暖めてきたPremium-Lineのコンセプトにうまく合致するのではないかと。そこでサンプルを取り寄せて実際に組んだみたところ、北欧メーカーらしいデザインの白いケースに、白と黒のツートーンでまとめたパーツ群の、シンプルかつ洗練されたたたずまいに『これだ!』と。派手さはないけれど、モノのよさがにじみでているというか、見た目でもそうした雰囲気を感じさせる製品はなかなかないと思います」と山田氏は振り返る。

 北欧の香りがするミニマルなデザインのケースに高品質なパーツで固めた「Premium-Line」は、一目見ればそれが“プレミアム”なマシンであることが分かる製品だ。

 山田氏は「例えば、高級車を手に入れたときのように『いいものを買ったな』と思ってくれるような、所有欲を満たすといいますか、付属品や梱包、サポートも含めて持つ喜びを感じられるような製品を一切の手抜きなく目指しました」と自信を見せる。

 「こうしたコンセプトの製品は『モノの良さが分かる人にだけ選んでもらえればいい』と紹介されることもありますが、そんな気持ちはまったくありません。Premium-LineはもともとPCに詳しい方だけでなく、それ以外のすべての方に対しても、性能、品質、デザイン、サポートのすべてで満足させられる自信があります。いろいろな人に検討して頂きたいですね」。


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