プロモバイルとソリッドアライアンスのiPhoneアプリ共同開発レーベル「APPARE JAPAN」による、iPhoneアプリクリエーターの育成機関開校を目標としたプロジェクト「寺子屋-青りんご-」。講義第10回が2月9日に開催されました。
受講生たちが続々と自分のアプリの進捗状況を報告します。そんな中、苦戦している受講生も。
その1人はSUGARさん。アプリ内の画像を移動させられるようになってから、そこに対してタッチのアクションを起こせるようになりました。しかしアプリの完成形としては、さらに複雑な操作で表現することが求められており、妥協点がない状況。そして完成品のファイル提出日は2月23日。切迫したスケジュールの中で本業はさらに忙しくなっている様子。ここから先2週間、休日の補講も利用してかなり集中した取り組みになりますが、果たして無事完成するでしょうか。
そしてTommyさん。「卒業までにここまでを完成させる」という目標を立てて開発を進めています。分からない部分は、phiさんやアキラさんから参考となるコードを受け取って動作を実現させている様子。ところが、そのコード自体がどういったものかを吸収しきれていないために、そのコードを組み込んで動いた後には、開発が一時的に止まってしまいました。今回の講義では、その部分についての解説と、今後どうすればいいかについて話し合われました。
これからの追い込みに向けて、受講生同士で教え合うことについても話し合いがもたれました。
その流れもあって、phiさんに動きがあります。iPhoneアプリ開発について、一通り覚えたこともあり、最初に企画していたアプリは青りんごでなくてもできる、と判断。自分が青りんごの受講生としてやるべきことを、「他の受講生のサポート」として、アプリは作らずにサポートに専念したいとの宣言がありました。講義では、やはりアプリは作った方がいいという意見も上がり、今後の方針については依然議論されている最中です。
アプリの提出まで2週間。2週間後どのようなアプリが提出され、どのような表情を見られるでしょうか。
さて、実は今回の寺子屋-青りんご-では、2人目の特別ゲスト講師の方にお越しいただきました。その方とは、22日連続でiPhoneアプリランキング1位を獲得し、今なおその勢いは衰えることを知らない、ご存じ「Puff!」を開発されたボトルキューブの代表取締役社長、川口達也氏です。川口氏から語られる、「Puff!」が売れたその秘訣や今後のiPhoneアプリ展開についての話などに、受講生たちも真剣な表情。受講生からの質問に1つひとつ丁寧に答えていただきました。
第9回 いよいよiPhone上で動き出したアプリ
第8回 自習と受講生同士の助け合いで進行中
第7回 幸先のよいスタートを切った2010年初講習
第6回 2009年最後の講習で学級閉鎖の危機?
第5回 まさかのリタイア宣言!?
第4回 プログラミング直前の最終設計
第3回 アプリ設計に苦戦する受講生たち
第2回 受講生が開発するアプリが決定
第1回 第0期生の入学オリエンテーションを開催
iPhoneアプリクリエイターを発掘・育成する「寺子屋 青りんご」プロジェクト
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